1:シントロフォバクター(秋田県) [US]:2023/08/27(日) 18:36:15.46 ID:v5UrtdEg0 本質的な造形で余計な要素を削ぎ落とす 1980年代から始まる怒濤のグッドデザイン攻勢は、個人的に1981年の初代シティがプロローグだったと考えています。1980年代らしいモダンな面構成はもとより「本質的な経済車として不要なモノを一切外す」という徹底した姿勢や、ほかに類を見ないトールボーイスタイルの導入という、オリジナリティ豊かな発想が新時代のホンダを予見したのです。 そうして1983年に登場したのが、3代目のワンダーシビックとバラードスポーツCR-Xです。流麗なロングルーフや切り落とされた広いガラス面のリヤが特徴のシビック3ドアは、グッドデザイン大賞を獲得したことも含めて常に話題の中心ですが、いわゆるMM思想を直球で反映させたビッグキャビンの端正なセダンや、現在のミニバン時代を先取りしたシャトルという三者三様の提案もまた見所です。…