1: 蚤の市 ★ AktCUhDm9 2025-09-08 06:35:50 石破茂首相(自民党総裁)が7日に辞任を表明したことで、焦点は「ポスト石破」を選ぶ臨時総裁選に移る。有権者の自民離れが指摘される中で「保守政党」へ原点回帰を目指すのか、少数与党での国会運営を念頭に野党との協調に重きを置くのか。次期総裁は二度の国政選挙で大敗し、土台が揺らぐ党再生の重責を担うことになる。 自民は7月の参院選の総括で、大敗した要因の一つに一部保守層の「自民離れ」を挙げた。離反した岩盤支持層の奪回を期待されるのが、「保守色」を前面に打ち出す高市早苗前経済安全保障担当相と小林鷹之元経済安保担当相だ。 高市氏は総裁選への出馬に意欲を示し、出馬に必要な推薦人20人の確保について周囲も「何も心配していない」と話す。高市、小林両氏が出馬した場合、党内の保守票が割れるため、一本化を模索する動きもある。 衆参両院で与党が過半数割れする中、国会運営には野党との連携が欠かせず、野党との距離は次期総裁選びのポイントとなる。小泉進次郎農林水産相は日本維新の会と親和性が高いと目される。林芳正官房長官も「ピンチヒッター」(自民関係者)として、野党との調整手腕を期待する向きがある。 茂木敏充前幹事長も党内唯一の派閥、麻生派を率いる麻生太郎最高顧問と面会を重ねるなど出馬への環境整備に励む。(小沢慶太) 産経新聞 2025/9/7 21:24…