1: 田杉山脈 ★ 2025/08/26(火) 22:31:44.86 ID:MUiAkvuW 米飲料大手のキューリグ・ドクター・ペッパーは25日、オランダのコーヒー会社、JDEピーツを157億ユーロ(約2.7兆円)で買収すると発表した。不振が続くコーヒー事業の立て直しを狙う。買収後に炭酸飲料などの部門と買収するブランドを含むコーヒー部門を分割し、3年間で4億ドルの相乗効果を見込む。 キューリグ・ドクター・ペッパーはJDEピーツの株式を1株あたり31.85ユーロで現金で買い取る。前週末の終値に20%のプレミアを乗せた価格となる。 キューリグ・ドクター・ペッパーは炭酸飲料「ドクターペッパー」や「セブンアップ」などを扱う飲料メーカー。2018年に米コーヒーメーカーのキューリグ・グリーン・マウンテンと経営統合した。同社が主力とするカプセル式のコーヒー販売を手掛けてきたが、出荷が伸び悩み、苦戦していた。 JDEピーツは「ヤコブス」「ロール」などのブランドで欧州を中心にコーヒー販売店を展開している。キューリグ・ドクター・ペッパーは買収で米国以外の販路を取り込み、コーヒーの販売地域を100カ国以上に拡大することを目指す。 買収後、キューリグ・ドクター・ペッパーは買収したブランドを含むコーヒー部門と、主力の炭酸飲料「ドクターペッパー」などの飲料部門を分割し、分割後の2社を米国に上場する。事業分割は速やかに行うとしている。 キューリグ・ドクター・ペッパーのティム・コーファー最高経営責任者(CEO)は25日、「世界的なコーヒー業界の巨人を立ち上げるまたとない機会だ。短期、長期にわたって株主価値を創出する準備が整っている」とコメントした。 コーヒー業界はトランプ米政権の関税政策の影響にさらされている。米政権はブラジル産のコーヒー豆に50%の関税をかけた。気候変動も背景に米国のコーヒー価格は値上がりが続き、企業のコストを圧迫している。 発表を受けてキューリグ・ドクター・ペッパーの株価は25日の米株式市場で一時12%安となった。JDEピーツの株価は25日のアムステルダム市場で17%高となった。 引用元: ・【企業】米「ドクターペッパー」飲料大手、欧州コーヒーを2.7兆円で買収 [田杉山脈★]…