1:朝一から閉店までφ ★:2022/12/19(月) 23:40:44.24 2022.12.19 著者: ENCOUNT編集部 ※画像はリンク先参照 マツダ・ロードスターを1930年代のクラシックカー風にアレンジしたカスタムカー 「光岡自動車、かすっただけでこうなる」。光岡自動車の名車「ヒミコ」の修理代金を公開した投稿が、車好きの間で話題を呼んでいる。短期間に2度も愛車をぶつけられたという投稿者のゐぬこさんに、同車の魅力と事故の意外なてん末を聞いた。 特徴的な車体が特徴のヒミコは、富山県に本社を置く光岡自動車がマツダ・ロードスターをベースに1930年代のクラシックカー風にアレンジしたカスタムカー。「宝石すら、嫉妬する。」をキャッチコピーに、女性オーナーを中心に多くの支持を集める逸品だ。 ゐぬこさんが同車と出会ったのは2年前。ベースのロードスターも含め、トータル500万円ほどで購入したという。 「もともとクラシックカーに憧れがあって、日産のフィガロやシボレーのコルベットに乗りたかったんですが、古い車やアメ車は壊れるのが不安で……。ヒミコは職人がボディーをひとつずつ手作りしていて、クラシックカーらしいかわいい見た目の反面、性能は最新型というところにひかれて決めました。こだわりはレジンでタンポポを固めたシフトノブ。シートベルトカバーもクマさんにしたり女の子っぽい内装にしています」 お気に入りの一台を手に入れたゐぬこさんだが、愛車とは苦い思い出も。昨年1月、十字路で横から現れた車に衝突される事故に遭遇。修理に出した愛車が戻ってきたのも束の間、3月には駐車場に停めていたところを酒気帯び運転の車に擦られるという災難が続いた。 1度目の事故でかかった修理費用は約270万円。2度目の事故は右前輪のフェンダー部分に傷がついた程度だったものの、請求金額はなんと300万円超にものぼった。修理明細書を公開した投稿はSNS上で大きな反響を呼んでいる。 「コーティング代、代車料金、全部込みで307万円ほどでした。バンパーがある普通の車と違って、ボディーが一枚板でできてるので、事故でゆがみが発生すると全部交換しなくちゃいけないんです」 不幸中の幸いだったのが、事故の相手が酒気帯び運転だったにもかかわらず、自ら警察に届け出たことだ。 「ある意味得体の知れない車なので、怖くなったのかもしれません。そのまま逃げられたらいろいろと面倒だったので、正直に連絡してくれたことはよかった。費用も全額保険で支払っていただけました」 一連の投稿は驚きの声とともに、車好きの間でも話題に。災難に見舞われたゐぬこさんだが、「光岡自動車やヒミコをもっと多くの人に知ってもらいたくて投稿しました。いい話ではありませんがこんなにすてきな車があるんだと知っていただくきっかけになればうれしいです」。美しい1台をこれからも大切に乗り続けていくつもりだ。 次のページへ (2/3) 【写真】諸々込みで総額「307万2617円」、実際の修理明細書…