1: それでも動く名無し : 2022/11/08(火) 11:17:28.85 ID:sd4jFi8d0 エロの底、完全にぬけた 新ジャンル「わからせ」は加害欲をむき出しにした性暴力だ〈dot.〉 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、加害欲について。 「わからせ」とはここ数年、エロの一ジャンルのように使われはじめた言葉で、女性や子どもに性的な暴行を加え、男に屈する様をいうらしい。男に“生意気な”ことを言う女性や子どもを性暴力によって黙らせる加害欲をむき出しにした「ジャンル」だ。女性を「メス」、子どもを「ガキ」と呼びつけ、男性器によって黙らせる暴力が「わからせ」だ。“女性を性暴力によって黙らせる”のはポルノの“主流”だろうが、「わからせ」という言葉で、それがまるで「しつけ」という「正当性」を加害者に持たせる不気味な暴力性が深まってしまっている。エロの底、完全にぬけた。 当然、私の会社に来た依頼は断ったけれど、「わからせ」を「新しいエロジャンル」として、「どうせなら私たちのものにして、女ものでつくってしまおう」という女性のクリエーターの意気込みも、言葉を選ばないで言えば、ただただ哀れにしか感じない。どこまでこの国に生きる女たちは「わからせ」られているんだろう。 社会は正しいことだけでキラキラと彩られているわけではなく、その必要もない。猥雑なものが含む自由を大切にしたいという思いも私にはある。でも、一方が一方の性をここまでおとしめ、暴力的に消費し、性暴力すら娯楽にするような産業の影響力は、決して無視できないところまできていると思う。少なくとも、「女性の安全」というものを全く重要に考えない社会で、エロの危険水域はもうとっくに超えているのかもしれない。 引用元: 【悲報】フェミニスト、「メスガキわからせ」にブチギレ…