今年9月、北九州市の県道で、車を運転していた男性に自らを警察官だと偽り免許を提示させた疑いで、北九州市役所に勤務する43歳の男が書類送検されました。 5日午前に軽犯罪法違反の疑いで書類送検されたのは、北九州市役所に勤務する43歳の男です。 警察によりますと、男は今年9月、北九州市戸畑区の片側1車線の県道で、前方を走行していた33歳の男性が運転する車のスピードが遅いことに腹をたて、クラクションを何度も鳴らし、停車させたうえに「私は警察官だ。免許証を見せなさい」と身分を偽って、運転免許証を提示させた疑いです。 男性の車に同乗していた知人が、男の態度に不信感を抱いたことから「変な男にからまれている」と110番通報したことから事件が発覚しました。 北九州市役所勤務の男は「相手が免許証を持っているか確認するため警察官を騙ったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 北九州市は「事実関係を確認の上、厳正に対処します」としています。…