1:七波羅探題 ★:2022/11/21(月) 19:21:16.31 ID:vs9bfuvu9.net 愛知県内の高齢ドライバーの事故について見ていきましょう。愛知県警によりますと、今年に入って先月末までに愛知県内で発生した自動車の人身事故の発生件数は1万7756件。このうち65歳以上の高齢者が起こしたものは3567件つまり、今年の愛知県内の事故のおよそ5件に1件は65歳以上の高齢者が起こした事故だということがわかります。 またコチラのグラフは2004年以降、愛知県内で発生した人身事故のうち65歳以上の高齢者が起こした割合を表したものです。これを見ると増加傾向にあることがわかります。高齢者特有の事故原因ですが、こちらのデータご覧ください。 2017年から去年までの5年間で愛知県内で発生した自動車運転者による死亡事故の要因を年齢別に比較したものです。75歳未満の運転者の死亡事故の要因のトップが安全不確認で、交差点で歩行者に気づかないなどですね。一方で75歳以上を見てみますと「アクセルとブレーキの踏み間違え」や「ハンドル操作ミス」といった操作不適が死亡事故の要因のトップとなっています。 最近では免許更新時の高齢者向けの実技試験など対策をしています。高齢ドライバーの事故対策として75歳以上の免許更新時の技能検査、サポカー免許への切り替え、免許返納こういった制度が現在あります。 75歳以上の後期高齢者で過去3年間に速度超過や信号無視などの交通違反違反したドライバーは免許更新時に運転の技能検査が課されます。この検査は免許の有効期間満了日までの6か月間、何度も受けられますがこれに合格しないと免許の更新はできません。 また、ペダル踏み間違い時に急発進しないなどといったサポートカーの免許の取得者数は愛知県は先月末まででたったの3人だということです。免許取得時の試験に優遇などはなく、メリットに乏しいというのも理由です。 そして最終的な手段、免許の返納についてです。愛知県内の免許の返納者数は池袋の暴走事故があった2019年は、3万4357人と多かったのですが、そこからまた減少しています。今年は先月末までの数ですが2万2616人です。 高齢ドライバーの事故を事前に防ぐ制度はあるもののなかなか進まないといった現状があります。ではなぜ免許を持っている高齢ドライバーは運転をしなければいけないのでしょうか?声を聞きました。 「仕事があるもんで絶対必要!毎日!仕入れもあるもんで。いろんな所にいくもんで車ないと絶対無理!」70代男性 「子どもは返納しろと言う。タクシー券を渡すから返納しろと言うけれど私はその気はない。例えば1キロ先に買い物に行くのでも帰り荷物を持って家へ帰るのにどうするかという訳。スーパーにタクシーを呼ぶなんてそんなぜいたくはできない」70代男性 こちらの男性は、現在70歳で5年後には免許を返納しようと考えているそうですが。 「今は考えていないですね。それなりに反射神経とかがきちっと働いているから。今は手放せない。まだ70歳だったら早いでしょ」70代男性 「乗るときには3日に1回乗る。病院・買い物だね」70代男性 運転しなくては生活できないなど、様々な事情がある高齢ドライバー。しかし、自分自身が、さらに親が交通事故を起こしてからでは遅い…免許返納のタイミングはどこを見れば良いのでしょうか? 愛知のニュース ※引用先に動画あり テレビ愛知 2022年11月18日 19:12…