林1軍再昇格へ虎視眈々 ブレずに逆方向への強い打球を意識 左越え弾で得た手応え「あとは数をやるだけ」置かれた場所が変わってもやることは変わらない。「アプローチは自分的には悪くなかった。あとは数をやるだけというイメージですね」と前向きさを失うことはない。見つけた道筋を歩む覚悟を示すかのように林はファームでバットを黙々と振り込んでいた。「オフからずっと継続しているものをやっています。(2軍に)落ちてきたからといって、あまり変えてなくて、ずっと一緒です」。悔しい思いを抱えながらではあるだろうが、まなざしには力強さがあった。年初から徹底して意識しているのは逆方向への打球だ。「流さずに自分の打球を」。右打者が引っ張ったような打球が理想ということだろう。「そこができたら絶対に打てると思う。理想に近づけるようにと思ってやっています」と力を込める。そんな中で、林自身が「今年1番成長したところ」と語るのが選球眼の向上だ。16日のウエスタン・ソフトバンク戦(由宇)では2四球を記録。「球が見えているので、四球を選べている。打ちにいく中で体の反応で見逃しできるようになっている」と話す。(全文はリンク先)・つくづく惜しまれるのは、昨年この打撃が出来ていたら、最低でも1軍には帯同していただろうし、レギュラー復帰の可能性もかなりあったと思う。・今の立ち位置から言えることは、とにかく右投手に対しては絶対的な数字を積み上げること。一度は1軍で二桁ホームランの実績があるのだから、佐々木のライバルとして必ず戻って来てほしい。…