1. 匿名@ガールズちゃんねる 今年、第1次ベビーブームに生まれた団塊の世代が全員75歳を超えた。社会の高齢化が一段と進んで、医療や介護の需要に供給が追いつかないことが懸念され、「2025年問題」と呼ばれている。 人口減少対策総合研究所の河合雅司理事長は、2043年に1億人を割ると試算する。 これほど急速に人口が減るのだから、空き家の増え方も勢いを増す。むろん、いま建て続けているマンションも、不人気の物件は空き家率が増すはずで、よほど危機意識をもって対策しないかぎり、避けられないのは全国各地のスラム化である。 あるいは新幹線。「整備計画路線」のうち、現在、建設中なのが北海道の新函館北斗~札幌間で、九州・長崎ルートの新鳥栖~武雄温泉間と、北陸の敦賀~新大阪間が未着工となっている。はたして着工すべきなのか。だが、四国や山陰、東九州など「基本計画路線」をかかえる地域は、「地方創生のためには新幹線が必要だ」などと主張し、「基本計画」から「整備計画」へと格上げするように働きかけている。 本当に必要なのか。また、新幹線の建設が「地方創生」につながるのか。 上述したとおり、少子高齢化と人口減少は、予想を超える速度で進んでいる。仮に日本の総人口が十数年後に1億人を割り込み、しかも高齢化率が高くて、社会の担い手の割合が小さくなったとき、高速道路にせよ、新幹線にせよ、リニア中央新幹線にせよ、必要とされるのだろうか。人口減社会を想定せずに整備してきたそれらを、維持できるのだろうか。 2025/08/25(月) 13:58:20…