本当にやった復讐 17 本当にあった怖い名無し 2013/08/01(木) NY:AN:NY.AN ID:MrwQyEJO0 小学生の頃だ。 うちでは「ファミコンは一日一時間」と決められていた。 それ以上になると、母が無理矢理ACアダプタを引っこ抜き、どこかに隠してしまう。 別にキチガイのよーにそればかりやるからということではなく、私の好きなことには 必ず制限をつける母だった。 今にして振り返ると、かなりのモラハラ母だったように思う。 FF4をコツコツやっていた。 セーブポイントが少なくて、一時間超えそうになると、なんとか前のポイントまで戻るか 泣く泣くそのまま終わるしかない。 次のポイントまでの時間を短縮すべく、翌日はひたすらレベル上げだ。 友達がすっかりクリアして、話題にも上がらなくなった頃、やっとラスダンに到着。 レベル上げしながら数日かけてぶらつく。 と、初めて見るモンスターに出会った。 たまたま来ていたY太君が、興奮した面持ちで「ピンクプリンセスだ!」と叫ぶ。 「こいつがしっぽ落としたら、最強の鎧と交換出来るんだ」…