
マンチェスター・U、今季初勝利ならず…先制するも追いつかれフラムとドロー現地時間24日、イングランド・プレミアリーグは第2節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地クレイヴン・コテージでフラムと対戦した。開幕戦でアーセナルに惜敗したものの、新戦力が躍動し内容的には互角以上の戦いを見せたユナイテッド。復権に向けて開幕連敗は許されない状況の中、アモリム監督は開幕戦のメンバーからダロトに代えてアマド・ディアロを先発で起用した。立ち上がりから攻勢に出たのはユナイテッド。3分、左サイドを突破したドルグからの横パスをマウントが中央に流すと、受けたクーニャがDFの股を抜くシュートを放つ。これが右のポストを叩き、ムベウモが拾って落とし、最後はアマドが左足で狙うもDFにブロックされた。14分には、GKバユンディールからのロングキックに抜け出したクーニャが決定機を迎えるも、ここはGKレノが素晴らしい飛び出しでブロックした。やや受け身に回っていたフラムだが、徐々に前線でイウォビ、キングが起点となり、ユナイテッドゴールへと迫る。16分、左CKのこぼれ球をイウォビがボレーで狙うも、GKバユンディールが横っ飛びでセーブした。迎えた34分、左CKの競り合いの中でバッシーがマウントを投げ飛ばすような形になり、VARの結果、ユナイテッドにPKが与えられた。このPKをB・フェルナンデスが蹴るも、渾身のキックは枠の外。先制の絶好機を逸し、互いに無得点で試合を折り返した。後半も一進一退の攻防が続く中、ユナイテッドは53分にカゼミーロとアマドに代えてシェスコとダロトを投入。すると迎えた58分、ムベウモの左CKをゴール前のヨロが頭で合わせると、遅れて競ったムニスに当たって決まり、記録上はオウンゴールでユナイテッドが均衡を破った。先制したユナイテッドは69分にマウントを下げてウガルテを投入。追いつきたいフラムも71分にラウール・ヒメネス、スミス・ロウを投入して勝負に出る。すると直後の72分、左サイドからのイウォビのクロスはニアサイドのR・ヒメネスに合わなかったものの、ゴール前に飛び込んだスミス・ロウが押し込んでフラムが同点に追いつく。追いついたフラムが勢いに乗り、ユナイテッドゴールへと迫る。ユナイテッドもヨロとルーク・ショーを下げてマグワイアと18歳のヘブンを投入。88分にはムベウモの左CKをマグワイアが頭で合わせるが、ゴール左へとわずかに外れた。アディショナルタイムは5分と長めに取られたが、互いに攻め合ったものの決勝ゴールは生まれず。勝ち点1を分け合う結果に終わり、ユナイテッドの今季初勝利はお預けとなった。■試合結果フラム 1-1 マンチェスター・U■得点者フラム:スミス・ロウ(73分)マンチェスター・U:OG(58分)† Red Devils Manchester United 1977 †…