1::2022/06/17(金) 20:09:05.32 ID:9+dRMWun0 BE:123322212-PLT(14121) スポーツカーの売れ行きが伸びている。長年、存在感が低下していたが、コロナ禍で密を避けられる移動手段として再評価されているのに加え、趣味にお金をかけて楽しみたいと購入する人が増えているという。人気を下支えしているのは、「クルマ離れ」が指摘されてきた若い世代だ。(寺田航) ■受注1・5倍 長野県軽井沢町で5月下旬、マツダの2人乗りスポーツカー「ロードスター」のオーナーが集まるイベントが開かれた。単一車種では世界最大級とされ、約2000人が集まった。 30回目の今年は、例年3割ほどの初参加者が約4割に増えた。実行委員会の担当者は「20~30歳代が目立った」と話す。 ロードスターの受注は2020年7月以降、前年を上回っており、今年1~3月は1・5倍に増加。購入客は子育てを終えた中高年層が多かったが、昨年は30歳代以下が3割を占めた。 トヨタ自動車のスポーツカー「GR86(ハチロク)」も好調だ。昨年10月の全面改良後、前年の4倍を超える勢いで売れている。 ■リベンジ消費 スポーツカーは1980年代のバブル景気とF1ブームで盛り上がったが、90年代以降は実用志向のミニバンやスポーツ用多目的車(SUV)に押され、「冬の時代」が続いてきた。 なぜ再びファンを増やしつつあるのか。マツダ国内商品マーケティング部の大関卓也氏は「密を避けて移動できることが評価されているほか、コロナ禍に伴う意識の変化で、1人の時間を楽しみたいと考える若者が増えている」とみる。 旅行や外食を控えてきた反動で、買い物の意欲が高まる「リベンジ消費」も後押ししている。SUBARU(スバル)の「BRZ」の購入を検討している京都市の男性会社員(31)は「少しくらい高額でも、走りの楽しさをじっくり味わえるものを選びたい」と話す。 全文…