1:朝一から閉店までφ ★:2022/06/09(木) 11:56:23.84 ID:GEOrkw8E9.net 多くのハイブリッドカーにある「Bレンジ」。坂道を下るときなどに使用するものですが、使い方がよく分からず、使っていない人も多いようです。しかしながら、ハイブリッド車のBレンジは、使わなければ非常にもったいない装備。Bレンジの役割とメリット、そしてBレンジの上手な使い方をご紹介します。 急な下り坂で強い制動力を発生 トヨタのプリウスやアクア、日産のノートe-POWER、ホンダのフィットe:HEVなど、多くのハイブリッドカーには、一般走行のDレンジと、バックのRレンジに加えて、Bレンジが設定されています。 トヨタの説明書には、「Bレンジは、急な下り坂など強いエンジンブレーキが必要な場合に使用」と記載されています。一般的なエンジン車で下り坂を走行する場合に、シフトダウンしてエンジンブレーキを効かすのと同じように、Bレンジに入れることで強い制動力を発揮します。 従来のガソリンエンジン車のエンジンブレーキは、アクセルを戻した(エンジンスロットルが閉じる)時に、エンジンのポンピングロス(負の仕事)によって発生する制動力です。これによって、フット(油圧)ブレーキを踏まなくても、クルマにはある程度の制動力が発生して減速ができます。さらにシフトダウンすれば、エンジン回転が上がってポンピングロスが増大するため、より大きな制動力が発生します。 一方、ハイブリッドカーで設定されているBレンジは、エンジンブレーキの代わりに、回生ブレーキを利用します。回生ブレーキの詳細については後述しますが、搭載されている発電機の回転抵抗を制動力として使い、同時に減速時のエネルギーを回収するブレーキシステムで、ハイブリッドカーの肝となる技術です。 協調回生ブレーキで減速エネルギーを電気として再利用…