何を書いても構いませんので@生活板1201631: ↓名無し↓ 22/05/10(火) 21:12:04 ID:HS.ky.L1 元弱者女性だからこそ、弱者男性の生きづらさにぞっとする事がある。私は自分で言うのもなんだけど弱者女性だった。メンタル壊して働いてもすぐに辞めるのを繰り返して、職歴はボロボロ。精神障害者手帳まで取るハメになり、親元でこどおばして何とか生きていた。親が死んだらすぐに路頭に迷うことが確定している人生を送っていた。しかし、母の友人に「真面目な人だけど縁遠くて…」という旦那を紹介され、結婚。本当に真面目な人で、勿論ちゃんと正社員で、異性には少しシャイかもだけど基本的には明るい人で、私からしたら何で結婚に縁が無かったか分からない人だった。旦那には優しくして貰っているし、今は安定した生活をしている。私は男尊女卑の両親のもとに育ったので、もし自分が男だったらって考えたことも多かったけど、もし仮に本当に男だったら、今の人生はないと思う。だから、助けのない弱者男性の生きづらさが少しばかり想像できて、正直ぞっとする。女性は最悪結婚という逃げ道があるが、男性にそれはない。男性が経済競争に負けるということは、人生で手に入れるはずのもののほぼ全てを失うということで。時には命まで失うことになる。昔は男性だから履けていたはずの下駄も、女性も経済競争の場に出てきたから、今ではそんなものはなくなりつつある。では、安定した女性が私みたいなこどおばの男性バージョンと結婚するかと言うと、当然そんなことはない。旦那は私と結婚出来て幸せだ、(当時36歳で)この歳で結婚出来るとは思わなかったと言うが、私が男だったらそんな風には思っては貰えなかっただろう。そして、時間だけは無慈悲に過ぎていく。これを考えるに、現在アラフォー以上の弱者男性にとって、家庭を持つことは不可能だという結論になる。しかもこの世代は就職氷河期にあたり、新卒至上主義の日本で、新卒カードを無為にした人が多い世代である。高卒大卒関係なく、新卒で就職できなかった人がその後正社員の職を手に入れるのは難しい。その上日本の社会的なセーフティネットは正社員かそれに準じる雇用形態でないと使えないものが多い。厚生年金、社会保険などがその最たるものだ。厚生年金と国民年金の年金の金額差は語るのもばかばかしいくらいに乖離しているし、社会保険なら若くても当たり前に受けられる健康診断も国民健康保険にはない。……つらつらと書き連ねてみて、この世代の弱者の、特に男性の棄民っぷりには今更ながら引いている。私だって結婚出来たから高みの見物してるけど、元は社会のお荷物として見捨てられてた棄民だった。現状、弱者を救える制度・習慣が、老後の生活保護に期待する以外に何も無い様に思える。本当にどうしたらいいんだろうね………