今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 111度目 おさかなくわえた名無しさん 2014/02/06(木) 10:51:18.31 ID:3dFvZTdz 年に二回くらい帰省する母の実家でのこと 祖母達が夕飯の買い物に出かけ、自分は一人と犬一匹で留守番してた 愛嬌たっぷりな祖父母宅の室内犬と添い寝してたら従兄妹が帰宅 従兄妹は両親が不規則共働きだったので、祖父母が育てたようなもの 明るくて素直で優しく育った従兄妹は親代わりに育ててくれた祖父母が大好き 叔父宅は徒歩十秒の隣にあるのだが「ただいまー」と帰るのは祖父母宅 「お腹空いたー卵かけご飯食べようかなー」と言いながら炬燵に入ってきた すぐ家主不在に気付き「あれ?○○ちゃんだけ?ばーちゃん達は何処か行ってるの?」 自分は起きた犬と遊びながら「夕ご飯の買い物に行ってるよ」と答え、しばらく雑談してた すると祖母達が帰宅。従兄妹と犬と自分で「おかえりー」とお出迎え 祖母は自分が育て上げた内孫長男の従兄妹が大好きで「あら●●くん帰ってたの」とテンションアップ 従兄妹が改めてお腹空いた卵かけご飯食べようかなと言うと、祖母が自分を見て言った 「○○ちゃん、いたんだから出してあげたらいいのに」 よく理解できず、え?どういうこと?と思っていると、祖母は不満顔 炊飯器からご飯をよそいながら「全くもう、それくらいしてあげなさい」とブツブツ お皿と卵を用意し、卵を割って黄身と白身を分け、お茶碗に黄身を乗せる 「はい出来たわよ●●ちゃん食べなさい」と輝く笑顔で従兄妹に差し出した 従兄妹は黄身が鎮座したご飯に醤油と薬味をかけて混ぜ、笑顔で「いただきまーす」と食べ始める ポカーンとした顔の自分に気付いた従兄妹は「黄身だけの方が美味しいんだよ」と教えてくれるがそこじゃない 祖母は漬物を従兄妹の前に置いて「お腹空いてない?他に何か作ろうか?」と甲斐甲斐しく動き回る 自分の事は自分でやりなさいと育てられた自分は、言葉もなく一連の事を見ていた これくらいしなきゃダメよという祖母の顔を見て、やっと理解出来たと同時に戦慄とした 親鳥のように口先まで餌を持って行く祖母に その好意を当然のように当てにする従兄妹に そんな従兄妹が二十歳の男なんだと思うと鳥肌が治まらなかった…