1. 匿名@ガールズちゃんねる ――先日取材した吹奏楽専門誌『バンドジャーナル』編集部は、吹奏楽部の地域移行に関して、「お金」と「練習場所」の課題を挙げられていました。 そうですね。あと、指導者の問題もあります。地域で指導者を確保しなければいけません。そこで文科省が示してきたのは「兼職兼業」制度の利用です。 希望した教員に土日分の報酬を払い、運営に関わってもらうというものですが、当初文科省はこの制度について、残業時間の合計が月45時間以内の者とするというルールを設けました。それでは、希望した教員が携われない可能性が出てくるんです。 結局、「指導者」「お金」「場所」の3点を解消していかないと、地域移行はうまくいきません。これについては、令和4年度の段階から強く言っていました。 あと、都市部と地方の過疎部では、状況が大きく異なります。過疎部はとにかくお金が必要ですし、早く地域移行を進めないといけない。 一方で、都市部は「まだうちには50人いるし、先生の数も多いから、誰かが対応できるだろう」という空気感もある。つまり、都市部と過疎部にすごい温度差が出てきているんです。 2025/06/02(月) 11:43:13…