開幕戦ゴールの久保建英「細かいタッチでGKのタイミングをずらした」移籍の噂にも「僕はピッチでできることをやるだけ」◆スペイン1部 1節 バレンシア1―1Rソシエダード(16日・エスタディオ・デ・メスタージャ) 【バレンシア(スペイン)16日=豊福晋】日本代表FW久保建英が所属するスペインリーグのRソシエダードはアウェーでバレンシアと対戦し、1―1で引き分けた。先発出場の久保は後半15分に得点を決めた。 得意のシーズン開幕戦で再び久保がネットを揺らした。0―1で迎えた後半15分、エリア外でMFメンデスからのボールを受け、ワンタッチを入れて左足で強烈なシュート。会心の一発をガッツポーズで祝った。 「点が取れてよかったかなって感じですね。引き分けなので後味はあまりよくないけど、点を取ったのは僕なので、そこはよかった」 二桁得点を目指していた昨季は5得点に終わった。今季も何よりも求めるのは数字という結果。後半5分に絶好の位置で直接FKを外したことも頭に残っていた。得点場面では、はじめからシュートを狙っていたという。 「シュートを打つのは決めていた。細かいタッチをワンタッチいれることで相手のタイミングをずらして、GKのタイミングもずらせてよかった。今日はもう1点取れたと思う。本当は2点くらい取れたかなと」 フランシスコ新監督のチームにおいても攻撃の中心として結果を残し、開幕戦から価値を証明した。マルカ紙が久保のAマドリード移籍の可能性を報じるなど去就にも注目が集まるが「僕はピッチでできることをやるだけ。どうなるか分からないですけど、個人的には毎週毎週頑張れたら」と目前の試合に集中している。 翌年にW杯を控える重要な1年を前に「自信をつけて、W杯にいい形で入れるのがベスト。ピークをそこにもってこれたらいいかなと思います」と今季の活躍を誓った。【Real】久保建英応援スレ part1417【Sociedad】…