1. 匿名@ガールズちゃんねる 佐世保事件の遺族としては、これまで父親の御手洗さんが前面に出ているが、怜美ちゃんには2人の兄がいた。 そのうちの次男の方は、怜美ちゃんと3歳違いでもあり、特に仲がよかった。 じつは、その次男は怜美ちゃんが抱えていたトラブルを知っていた。御手洗さんも加害少女の父親も知らなかった、少女たちの小さな諍(いさか)いだ。 思いもよらぬ話だが、次男は怜美ちゃんに「どうしたらいい?」と相談されていたのだ。 だが、思春期の女の子のトラブルを、わずか14歳の少年が解決できるべくもない。 その顛末は拙著『謝るなら、いつでもおいで』『僕とぼく』(いずれも新潮文庫)で書いたので、ここでは詳しく触れない。 ただ、次男は長く苦しんだ。 遺族が言葉の意味どおりの「更生」を望んでいるか。それは簡単にはいえない。 ただ、この次男が今も加害少女にたった一つ、求めていることがある。 それは、謝罪だ。 一言でもいいから謝ってほしい。次男は、その思いを持ちつづけている。 2025/06/02(月) 23:04:09…