62: 大人の名無しさん 投稿日: 01/10/02 16:29 ID:XRE.RWWw純粋に自分のことじゃないのですが…。彼は中学生の頃にお母さんをくも膜下出血で亡くしていて、父子家庭で育った人です。ロ下手ですが、穏やかで物静かで、老成した人です。その彼のお父さんも先日肺がんで亡くなられました。何度か入退院を繰り返しながらも、発見されてから半年程の比較的短い闘病生活でした。入院中も、お通夜、御葬式でも彼は決して取り乱すことなく、いつもと同じ淡々とした様子で、雑事を片付けていました。私が、「気を張ってない? こういう時は泣いた方が楽になれるよ」というと、「今はまだ実感が湧かないみたい。独りでいると、ちょっとうっと来ることもあるけど…。ま、泣ける時が来たら泣くさ~」彼は、やっぱり穏やかにそう答えました。あれから3年経ちますが、彼が結局大泣きすることはなくショックは日々の雑事にまぎれて、お父さんの話題も何げに話題に上っていました。 引用元: 嗚咽 その2…