1: 2025/08/15(金) 08:15:31.11 【NQNニューヨーク=森川サリー】14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日ぶりに反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=147円70-80銭で取引を終えた。同日朝発表の7月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びだった。インフレ懸念が再燃し、米長期金利が上昇した。日米金利差の拡大が意識され、円を売ってドルを買う動きが優勢だった。 PPIの上昇率は前月比で0.9%と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.2%)を上回った。食品・エネルギーを除くコアも0.9%と、市場予想(0.3%)以上だった。12日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)がおおむね市場の予想通りだったこともあり、市場ではトランプ米政権の関税政策が与えるインフレ圧力への影響が改めて意識された。 週間の新規失業保険申請件数は22万4000件と市場予想(22万9000件)をやや下回った。労働市場に対する過度な警戒感が和らいだこともあり、米連邦準備理事会(FRB)が大幅な利下げをするとの一部観測が後退した。(以下ソースで) 日本経済新聞 2025年8月15日 6:40…