1:名無し募集中。。。:2021/12/05(日) 12:01:04.12 ID:0.net 電気自動車(EV)など「新エネルギー車」が急速に普及する中国で、充電設備不足が深刻化しつつある。今秋の行楽シーズンには、充電待ちの車両が高速道路上で長蛇の列をなして渋滞の原因となる事態が発生。地価の高騰もあって充電設備を増やすには多額のコストが必要となる。 中国政府はバッテリーごと充電済みのものと交換する方式の新エネ車と交換施設の普及を加速させる施策を打ち出した。 中国自動車工業協会によると、10月の新エネ車の新車販売台数は38万3千台で前年同月比約2・5倍となり、過去最多を更新。1~10月の累計販売台数は254万2千台で前年同期比約3倍の伸びとなった。 習近平国家主席は2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量を減少に転じさせ、60年までに実質ゼロにすることを国際公約に掲げており、政府は新車販売に占める新エネ車の比率を19年の4・1%から30年には40%に高める計画だ。 だが、新エネ車の普及に伴って各地で充電設備不足が顕在化している。団地などの集合住宅では設置台数が限られるほか、供給できる電力の容量も少ない。中国の都市部では敷地の確保も容易ではなく、整備に多額の費用がかかる。 中国の国有送電企業大手、国家電網によると、10月上旬の大型連休には高速道路に設置された充電設備によるEV給電量が平日の4倍に達し、過去最多を記録。中国メディアによると、充電待ちで4時間かかった場所もあり、充電待ちの車列で大渋滞が起きた。…