1:朝一から閉店までφ ★:2021/10/25(月) 05:06:54.51 ID:TOcF7fhJ9.net 2021.10.24 乗りものニュース編集部 自動車塗料メーカーのBASFが、最新のカラートレンドを発表。そのカラーサンプルは、「見方によって色が変わる」「何色か形容しづらい」色が多いラインアップに。コロナによって変化した世の中を捉えたものだそうです。 打ち出されたトレンドカラー……何色っていうの? ドイツの化学メーカーBASFが2021年10月、2021-22年版の自動車カラートレンド予測を発表、その報道向け説明会が19日(火)、横浜市にあるBASFジャパンの工場にて開かれました。 カラートレンド予測は今後3年から5年のあいだに自動車のボディーカラーの傾向へ影響を及ぼす社会的変化や技術の進展などを分析し、複数のカラーサンプルとともに発表しています。これらは、自動車メーカーが新車のカラー展開を検討する際のアイデアソースになるものだそうです。 昨今の自動車業界といえば、世界中でSUVが大人気。このため「クルマのフォルムが似通ってくるので、色の個性がますます重要になっています」と、BASFジャパン執行役員の前田 孝さんは話します。カラートレンドの発表を通じて、「当社としても色の提案力を上げていきたい」とのこと。 カラートレンド予測では、複数のカラーサンプルのなかから、さらに、地域ごとのキーカラーが設定されています。日本を含むアジア太平洋地域のキーカラーとしては「MOBIUS(メビウス)」が打ち出されました。「ライトブルーと暖かみのあるブラウンの要素を合わせ持っている」「見る角度によって変化する」という、はっきり何色と表現しがたいカラーです。 中国のキーカラーは別に設定されています。「KNOWING IGNORANCE(ノーイング・イグノランス/無知であることを知る)」と名付けられた、どちらかといえば黒に近い色ですが、見る角度や部位によってグリーンからブラウンへ変化する色だといいます。 「こうした、相反する要素を併せ持つような『中間色』のラインアップが、いまファッションの世界でも広がっています」 こう話すのはBASFジャパンのカラーデザイナーである松原千春さん。特にアジアは色のバリエーションが豊富で、軽自動車や小型車でこうした中間色が増えているそう。 そして、このような中間色にこそ、コロナを経た世の中の変化が表現されているようです。 【次ページ】 「18万人の社員の転勤ナシ」が決まるような世の中を捉えた?…