1::2021/10/23(土) 21:56:35.34 ID:vmYC9qFW0 BE:423476805-2BP(4000) 日産は軽自動車規格の新型電気自動車を2022年春に発売することを予告している。そのモデルネームは商標登録の状況から「SAKURA(サクラ)」と命名されることになりそうだ。 この新型サクラの発売により、いよいよ日本のEV移行が本格化する。日本のEV販売比率の低さは、欧州などと比べて遅れていると指摘されてきたが、ようやく挽回するチャンスが訪れそうだ。 ■ガソリン車からのコストアップは小さく抑えられた 新型サクラの車両価格は補助金を差し引いた実質負担額として約200万円からのラインアップが見込まれている。 近年、高くなったといわれる軽自動車であるが、それでも新型サクラと近いボディタイプの軽ワゴン車であれば、日産・デイズが約133万円からのラインアップである。上級のハイウェイスターGターボでも約165万円から用意される。また、エネルギーコストとして、ガソリン代よりも電気代のほうが幾分安くなるだろうが、走行距離が短ければ金額的なメリットは大きくはならない。 このように費用を細かく比較していけば、実はサクラの車両価格約200万円というのは、まだ「ガソリン車に比べてお得」とまでは言えない水準なのである。 それでも新型サクラは、従来EVと比較して手の届きやすい価格帯になることには違いない。IMkコンセプトで示されたプレミアムカーらしい佇まいと、高品質なインテリアが新型サクラで実現されれば、「コンパクト×高級」という近頃増えてきたニーズに当て込むことができる。EV化が進まない国内市場に風穴を開けることになるだろう。 ■新型サクラはセカンドカーに割り切った性能でEV普及を狙う (つづきあり)…