暴力行為をめぐって広陵(広島)の堀正和校長が10日、兵庫・西宮市内で取材対応し、夏の全国高校野球選手権大会の2回戦以降の出場を辞退すると発表した。 会見中には中井哲之監督(63)の進退が問われ、堀校長は「監督とはそういう話(進退について)はまだ一切しておりません」とし、「今後抜本的に(野球部の)運営体制を調査。調査期間中は指導から外れてもらう」と明かした。 今年1月22日に部員間で暴力を伴う不適切な行動が発生。日本高野連にも報告し、3月5日の審議委員会で指導が決定。野球部には厳重注意、当該部員には1カ月間の公式戦出場禁止が下された。ただ、今大会の直前、SNS上で保護者とみられる投稿から騒動が一気に拡大。大会本部は8月5日、同校に既に厳重注意したことを公表していた。堀校長は「今後、2度とこういう事案が起きないように再発防止に全力を注いでまいります」とした。 ※詳しくは下記リンクより 関連記事 【速報】広陵高校、甲子園「出場辞退」 【広陵】高野連と朝日新聞社が声明発表「名誉や尊厳、人権を傷つけるものであり決して看過できない」 93歳の大御所「広陵は辞退などする必要はない」 なお、1回戦で起きた「握手拒否」には激怒した模様 【速報】広陵高校OB「中井監督はテストで欠点を取った子を触っていた」 小籔千豊「広陵で暴力振るったのは4人。その4人が出場停止でいいのでは?」「この4人のために『全員(甲子園出場)ナシや』はちょっとなぁ…」…