
昨年9月に配信されたYouTube番組での「劣等民族」発言で、地上波テレビ番組の出演自粛を表明していたジャーナリスト青木理氏は10日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に、約10カ月ぶりに生出演した。 冒頭、キャスターを務める元NHKアナウンサー膳場貴子が、「10カ月ぶり、青木さんが出演です」と報告。その後、青木氏は「インターネット上の番組で、特定の政党や支持者の方々を誹謗(ひぼう)中傷したと受け取られても仕方ない発言をしてしまい、ネット上で強い批判をいただいた。私も不適切だと考えたのでその直後に謝罪をして撤回もしてきましたが、あらためてその発言は不適切だったと考えています」と述べた。「(自身の発言で)傷つかれた方、ご迷惑をかけた方々に本当におわびを申し上げたいと思います。本当にすいませんでした」として、あらためて自身の発言について謝罪した。 青木氏はまた「発言はもともと、だれかを傷つけたり差別する意図はなかったつもりなんですが、不適切だった。あらためて、発言には今後、一層気をつけ、みなさんにお役に立つ情報、あるいは意見を伝えていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします」と、語った。 これを受け、膳場は「はい。今後も注意してまいりましょう」と引き取り、番組をスタートさせた。 青木氏は昨年9月12日に配信された政治メディアのYouTubeチャンネル「ポリタスTV」で、ジャーナリスト津田大介氏と対談した際、津田氏が「人々はなぜ自民党に入れ続けるのか?」という講演を予定していることを告げると、青木氏が「よくこんなテーマで…。ひとことで終わりそうじゃない? 『劣等民族』だからって」と発言。津田氏は「単純な話ではなくて、いろいろなのがあるんじゃないか」と深堀りする趣旨を説明したが、このやりとりがXで拡散されると批判のコメントが相次いだ。 青木氏はこれを受けて、同27日に配信された同番組で、「劣等民族」発言について謝罪し、撤回。地上波テレビ番組の出演の当面自粛を明らかにした。 コメンテーターとして出演してきた「サンデーモーニング」には、その後、出演していなかった。 ※詳しくは下記リンクより 関連記事 旭川志峯対広陵まとめ →試合開始前にNHKが広陵の暴行の件を隠すこと無く説明 →広陵ブラバン自粛 →当該選手は普通に出場【HotTweets】 にじさんじ運営さん、ニンテンドーDSの配信を自粛することに 【速報】人気ゲーム実況者さん、情報商材団体で活動していた過去を説明し自粛を発表 【速報】広末涼子容疑者、芸能活動自粛を発表 【悲報】スピードワゴン小沢(活動自粛中 1年3ヶ月経過)、完全に戻るタイミングを失う…