1: 匿名 2026/10/18(日) 16:36:35 象徴的なエピソードがある。退職後の夏、オートバイで北海道へ向かったときのことだ。「行きのフェリーだけ取って帰りは取らず、好きなだけ行こうと思って。でも2週間で飽きて帰ってきちゃいました。自由な時間があると『今行かなくても、別にいいんじゃない?』ってなっちゃって」会社員時代なら、こうはならなかった。休みが1週間しかないとなればどんなに長い道のりも「来年来られるかわからないし、頑張って行くか」と思っただろう。ところが期限がなくなると、判断は反転する。<略>何でも買える状態になると、かえって欲しいものがなくなるのだという。「友達が『限定のスニーカーを買った』とか『話題の店に並んできた』と喜んでいるのを見ると、嫌味じゃなくて、ちょっと羨ましくなります。喜べるっていうのがいいなと思うんです」そして、自分をこう位置づける。「自分の場合は、成功者というよりドロップアウトしてしまった感があるので」だからこそ、最後の言葉は励ましではなく、足元を見ることの勧めになる。「FIREしなくていいから、定年まで勤め上げることができたら、結構幸せだと思いますよ」…