817: おさかなくわえた名無しさん 2016/05/19(木) 20:50:11.84 ID:0iMeflRU 30年くらい前の話 当時ド田舎の小学生だった俺は集団登校で通り掛かった坂道で金髪の外国人を初めて見た 外国人って存在は都会ではどうだったかは知らないがド田舎では天然記念物並みの存在 自転車に乗って坂道の歩道とは反対側を駆け降りていく青年は憧れの存在だった 毎日のように同じ時間、同じ場所ですれ違う内に変化を望んだ俺は意を決して「ハロー!」と呼び掛けた 呼び掛けられた彼は満面の笑みで「ヘェルォォォー!」と何か妙に巻き舌で返してくれた それから毎日、出会う度に彼は笑顔で「ヘェルォォォー!(坂の上)……ンンン(溜め)、バァァァァイ!(俺らの横を通り過ぎる瞬間)」と挨拶をしてくれるようになった 彼は小学生達の間ではヒーローのような扱いだった 続きます…