1 名前:ばーど ★:2026/09/14(月) 19:01:34.19 ID:EriF1K/1.net 「米国が退いたいまが韓国には機会です」。 2006年のノーベル生理医学賞受賞者クレイグ・メロー米マサチューセッツ大学教授は、「韓国政府が今年科学予算を2倍に増やせば良い。これは大きな結実になるだろう」としながらこのように話した。ソウルで11日に行った中央日報とのインタビューでだ。メロー教授は遺伝子発現を調節する「RNA干渉(RNAi)」現象を発見した功労でノーベル賞を受賞したRNA(リボ核酸)・遺伝子分野の世界的碩学だ。 メロー教授が韓国の「機会」を強調したのは、治療技術の発展速度に各国の研究開発投資が追いついていない現実のためだ。彼がノーベル賞を受賞してから20年間に疾病の遺伝的原因を探し治療する可能性は大きくなったが、実際の治療剤につながる投資は不足すると指摘した。 メロー教授は「(トランプ米大統領の再執権後)米国政府が投資を縮小し状況ははるかに悪化した。残念なことに現在の技術的で可能になること(治療の可能性)と実際に行われていること(治療剤開発)の間には大きな開きがある」と指摘した。反対にいま果敢に投資する国は機会をつかむことができるというのが彼の説明だ。 ◇ノーベル受賞者「希少疾患投資、韓国には機会」 メロー教授は肥満治療剤ウゴービを開発したデンマークのノボノルディスクを例に挙げ、「韓国から出たいくつかの研究成果が新薬開発につながるならば国内総生産(GDP)を2倍に増やすことができる。韓国がこの機会をつかむことを望む」と話した。 特定遺伝子の発現を抑制するRNAiは希少疾患の治療可能性を見せる技術だ。メロー教授はインタビュー当日に行ったソウル大学での講演で、RNAi現象の発見過程とこれを基にした治療剤開発の可能性を話した。彼は「多くの希少疾患は突然変異遺伝子が原因。いまはどんな遺伝子が疾病を起こすのか見つけ出し、遺伝情報を修理して疾病を治療できる」と話した。遺伝情報を読むところから進み、これを直して疾病の根本原因を治療する時代が開かれているという意味だ。 メロー教授は希少疾患を「研究費障壁」が高い分野に選んだ。彼は「人間遺伝学の発展を通じて活用できるデータは多いが、投資不足で治療剤を作れずにいる。企業はリスクが大きくて収益性が低い希少疾患研究に乗り出しにくい。結局学界で治療標的を発掘しリスクを低くして臨床につながるようにしなければならない」と説明した。 こうした面で彼はサムスングループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長の遺族が小児がんや希少疾患克服に向け出した寄付金3000億ウォンを、希少疾患研究を画期的に発展させられる呼び水の役割をするだろうと評価した。 メロー教授は「正確に正しい選択」「とても期待される機会」と話し、「木を植えるのに最も良い時は20年前で、2番目に良い時はまさにいま」という中国のことわざを引用した。続けて「(李健熙会長の寄付金は)未来に向け貯めるのではなく、いますぐに変化を作り出して行動を起こすために使うことが望ましい。いまがその時だ。人類の未来に向け医学研究を支援するよりも良い社会還元方法はない」と強調した。 ソウル大学病院は李健熙寄付金を基に、小児がんや希少疾患の研究と治療を先導する計画だ。インタビューに同席したソウル大学病院のチェ・ジョンヒ小児がん・希少疾患支援事業団長は「希少疾患研究は失敗を覚悟して挑戦しなければならない研究であるだけに李健熙寄付金がなければ試みることもできなかった。李健熙会長は存命中は韓国の未来に向けた半導体を、死去後は未来の科学者に夢をくれた」と話した。 メロー教授はインタビューで、韓国の若い研究者に向け激励のメッセージも残した。彼は「自分自身を信じろ。自身が変化を作れると信じなければならない」と強調した。 中央日報日本語版 2026.09.14 17:58 引用元:…