1 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:26/09/13(日) 22:07:00 ID:HBAv ミツバチのオスが交尾5秒で破裂して死ぬ衝撃の理由 交尾をまだ経験していない女王蜂である「処女王(virgin queen)」がやってきて、レックを通り抜けると、無数の雄蜂が隊形を作って、そのあとを追いかけていく。養蜂家はこの隊形を「彗星」と呼んでいる。 1匹の雄蜂が女王蜂に追いつき、その体をつかむ。生殖器の先端部を挿入してから、自分の内陰茎(endophallus)を反転させる。これは、ペニスに相当する雄蜂の生殖器で、普段は体内に裏返しに収納されている。 この内陰茎の「反転」は、暴力的なステップだ。水圧(体液圧)を使った仕組みになっていて、血リンパ(昆虫の血液)を強く送り込んで内陰茎を完全に反転させながら、精液を放出するのだ。この反転は、間近で観察した人が破裂音を耳にするほど勢いが強い。 このあと、雄蜂はたちどころに体が麻痺し、後ろへひっくり返って女王蜂から離れていく。その際に、生殖器の先端は女王蜂の体内に残ったままで、その過程で雄蜂の腹部は裂ける。 女王蜂の体内に残された内陰茎の先端は、「交尾標識(mating sign)」と呼ばれるが、これは単なる残骸ではない。次にやって来た雄蜂はまず、その交尾標識を何とかして取り除かなければ交尾ができない。つまり、1匹目の雄蜂は死んでもなお、ライバルを妨害しているわけだ。 雄蜂たちは、化学的な意味でも競い合う。2019年に『eLife』で発表された研究によると、交尾してから1日か2日で、雄蜂が放出した精液によって、女王蜂の視覚は低下する。女王蜂が、再び巣の外に飛んでいって交尾しないよう、阻止しているかのように見える。とはいえ、野生のコロニーでこうした現象がどれほど重要な意味を持つのかは、いまだわかっていない。確立された事実というより、今後の研究が期待される段階といえる。…