「私も、死んじゃった動物を食べるのをやめられる?」——7歳の女の子は、食べかけのハンバーガーを前にそう聞いた。ベビーシッターを引き受けた21歳の女性は、その年齢なら肉が何なのかはとっくに知っているものだと思い込んでいた。数時間後、女の子の母親から「うちの子の無垢さを壊した」と怒鳴られることになる。海外の判定は? ※注:シェイクシャックはアメリカ発のハンバーガーチェーン。「シュルームバーガー」はその看板メニューで、肉のパティの代わりに、チーズを詰めて揚げたマッシュルームを挟んだもの。肉は使っていない。投稿者が名乗る「ペスカタリアン」は、肉は食べないが魚介類は食べる食生活のこと。ベジタリアンは魚介も食べず、ヴィーガンは卵や乳製品も含めて動物由来のものを避ける。 投稿者の相談 21歳の女です。7歳のときからペスカタリアン——肉は食べず、魚介は食べる生活を続けています。そして今、いとこの娘がちょうどその7歳です。 先週の日曜、その子のベビーシッターを頼まれて、本人のお気に入りのハンバーガーチェーン、シェイクシャックに連れて行きました。彼女は普通のハンバーガー、私はシュルームバーガー——肉のパティの代わりにマッシュルームが入ったもの——を頼みました。私が同じものを食べるのを見た機会は前にもあったはずですが、彼女が気づいたのはこの日が初めてでした。 「どうしてお姉ちゃんのだけ違うの?」と聞かれたので、これはお肉じゃなくてマッシュルームとチーズでできているんだよ、と答えました。「なんで普通のにしないの?」と重ねて聞かれたので、私はお肉を食べないから、と説明しました。 正直、その年齢ならお肉が何なのかは知っているものだと思っていました。私自身、知らなかった頃の記憶がありません。子どもは小さいうちに自分で気づくか、親から聞かされるものだと思い込んでいたんです。 でも違いました。「どうしてお肉を食べないの?」と聞かれたので、私はできるだけ言葉を選んで「動物を傷つけるのが嫌だから」と答えました。すると彼女は本気で困った顔をして、「動物を傷つけることと、お肉と、何の関係があるの?」と聞き返してきたんです。 そこで初めて、この子がお肉の出どころをまったく知らないと分かりました。私は本当に驚きました。同じ7歳のときに自分で気づいた身としては、親がそれを説明していないことの方がどうかしていると思いました。 私は慎重に、あなたのバーガーに入っているのは牛という動物のお肉なんだよ、と伝えました。彼女は「牛乳が牛から出てくるのと同じ?」と言いました。ちょっと違う、と答えて、お肉のために動物は殺されるのだと説明しました。チキンナゲットのチキンも、鶏という動物と同じものだということも。 彼女はひどく動揺して、バーガーを食べきれませんでした。少しでも衝撃をやわらげようと、動物も動物を食べるんだよ、と話しました。あなたの飼っている猫みたいに、お肉しか食べられなくて、それがないと生きていけない動物もいるんだよ、とも。 動揺しながらも彼女は質問を続けました。「私もお姉ちゃんみたいに、死んじゃった動物を食べるのをやめられる?」と聞かれたので、やめることはできるけど、それはお父さんとお母さんに相談してね、と答えました。彼女は私のマッシュルームバーガーをひと口食べて、おいしいと言いました。魚のことや、ペスカタリアン・ベジタリアン・ヴィーガンの違いについても話しました。彼女は「ベジタリアンになりたい」と言いました。 家に帰った彼女は、母親——私のいとこに「もうお肉は食べない」と伝えました。いとこは激怒しました。あなたはうちの子の無垢さを壊した、自分の「ベジタリアン思想」であの子を染めた、と私に怒鳴りました。 そこから親戚じゅうを巻き込んだ言い合いになりました。いとこの夫も、いとこのきょうだいも、いとこの両親も、いとこの側です。私の父まで同じ意見でした。母と姉妹は、私は何も悪くないと言ってくれています。私自身、正直よく分かりません。子どもは自分が食べているものがどこから来るのかを知るべきだと思うし、肉を食べるかどうかを選ぶ権利もあると思っています。ただ、私があの子を動揺させたのは事実だし、この話は親がするべきだったのかもしれないとも思います。 (追記)私がペスカタリアンでいる大きな理由のひとつは、13歳のときに生理中の貧血で気を失ったことです。私の体は、植物からだと肉ほどうまく鉄分を吸収できません。それ以前は魚介もめったに食べていませんでしたが、以来、週に何度かは食べるようにしています。 (追記2)あの子に知的な遅れはまったくありません。むしろ学校では、成績上位の子ども向けの特別クラスに入っています。ただ単に、今まで気づかずに来ただけなんだと思います。 私が間違ってる? 海外の反応 1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,984) そもそも親がちゃんと教えていれば、何ひとつ問題になっていない話でしょ。7年間だれも説明してこなかったツケを、たまたまその場に居合わせた人間が払わされてるだけだよ。 2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍664) 投稿者が書いている通りの流れだったなら、という条件はつくけどね。ただ7歳といえば普通は肉がどこから来るか知っている年齢だし、知っている前提で話したことまで責めるのは無理があると思う。 3. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍552) お肉は動物からできている、と教えたこと自体は問題じゃない。「動物を傷つけるのが嫌だから」と言ったのが問題なんだよ。「お肉があまり好きじゃないの」で済んだ場面でしょ。まさか「魚を傷つけるのは平気だけどね」とまでは言ってないよね? 4. 海外の名無しさん(>>3への返信・投稿者が悪い・👍488) そこなんだよね。魚だって動物なんだから、傷つけたくないという理由で肉をやめている人が、特定の肉だけは食べ続けていることになる。7歳に説明するのに、よりによって自分のいちばん筋が通っていない部分を持ち出してしまっている。 5. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍397) 質問されたから答えた、それ自体は責められないよ。7歳がお肉の出どころを知らないのは親の落ち度だと思う。ただ投稿者の側も、動物を傷つけたくないと言いながら魚は食べる、といういちばん説明のつかない話を、よりによって7歳相手に持ち出してしまった。どっちもうまくやれていない。 6. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍308) 親が意図的に隠していたのなら、それは確かに不自然だよ。でも投稿者だって、「動物を傷つけたくない」と言ったときに何が起きるか分からなかったとは言わせない。あの子があの反応をしたことを、少しも嬉しく思わなかったと言い切れる? それに毎日の食事を用意して家計をやりくりしているのはいとこの方でしょ。そこに負担をかける判断を、外から下していい立場ではないと思う。 7. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍229) ペスカタリアンであることを隠せとは言わない。でもあそこまで踏み込む必要はなかったでしょ。「動物を傷つけるのが嫌」って、7歳を含めた全員が動物を傷つけていると言っているのと同じだからね。うちにも極端な偏食の娘がいるけど、余計な一言ひとつで牛肉も鶏肉も献立から消されたら、私だって本気で怒ると思う。 8. 海外の名無しさん(>>7への返信・投稿者は悪くない・👍196) その言い方だと、本当のことを知ったら子どもが動揺してしまう話題は、全部そっとしておけということになりませんか。偏食の子を抱える大変さは分かるけど、それは説明した人の問題じゃなくて、説明せずに済むよう7年間避けてきた側の問題だと思う。 9. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍173) 自分が7歳で気づいたからといって、どの子も同じとは限らないよ。しかも動物が殺される話をした直後に、ペスカタリアンとベジタリアンとヴィーガンの違いまで並べたんでしょ。7歳には整理しきれない。魚介も生きていたものだと分かった時点で、あの子はもっと混乱してるはず。 10. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍132) 「私もやめていい?」と聞かれて「やめてもいいよ」と答えた、そこが一線だと思う。そのあとで親に相談してねと付け足しても遅い。投稿者にはその子の食事について何ひとつ決める立場がないんだから、事実を伝えるところで止めるべきだった。 11. 海外の名無しさん(>>10への返信・双方ダメ・👍121) よその子に自分の考えを流し込んでおいて、親に怒られると驚く人が本当に多い。「私は野菜や魚の方が好きなの」で終わらせて、家に送り届けてから親に一部始終を伝えれば済んだ話でしょ。ただ、7年間その質問を素通りさせてきた親の側にも同じくらい問題がある。うちは11人分の食事を作っていて、そのうち何人かは病気で食べられないものがあるけど、献立を分けるのがどれだけ大変か知らない人ほど気軽に言うんだよね。 12. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍118) うちは家族全員お肉を食べるし、子どもにも食べさせてる。それでも投稿者と同じように説明したよ。むごい言い方もしなかったし、説教にもしなかった。子どもだって自分が何を食べているのかを知る資格はあると思う。パスタソースにこっそり刻んで入れた野菜の話は別だけどね。 13. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍111) 「マッシュルームの方が好きなの」の一言でどうにでもなった場面だよ。それを選ばなかった時点で、自分が何をしているか分かっていたと思う。7歳を相手にする会話としては、選んだ言葉が重すぎる。 14. 海外の名無しさん(>>13への返信・双方ダメ・👍105) 難しいところだよね。7歳が肉の出どころを知らないのは、正直かなり珍しい。牧場でも動物園でもスーパーでも、絵本でもテレビでも、気づく機会はいくらでもあったはずだから。そこは親の怠慢。ただ、自分が肉なしのバーガーを食べながら説明したら、言葉の選び方も口調も自然と一方に寄る。悪気がなくてもそうなるんだよ。だから双方ダメだと思う。 15. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍92) 食べ物がどこから来るのかなんて、もっと小さいうちに話し始めておくべきことでしょ。それを何年も先送りにしておいて、たまたま質問された人が答えたら「無垢さを壊した」と言われるの、さすがに理不尽だと思う。 16. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍82) とても繊細な話題について、この子はここを何も知らないんだ、と気づいた瞬間があったわけでしょ。そこで踏み込む代わりに、「それはお父さんとお母さんに聞いてね」と返せばよかった。結果としてあの子の行動が大きく変わってしまった以上、その判断の責任は投稿者にある。 17. 海外の名無しさん(>>16への返信・誰も悪くない・👍70) まあ、動物を傷つけたくないから肉はやめました、でも魚は平気です、という話の作りがそもそも面白いんだけどね。ただ、誰かが悪意でやったことはこの件で何ひとつ起きてない。7歳が質問して、21歳が正直に答えて、母親が驚いた。それだけの話だと思うよ。 18. 海外の名無しさん(判定保留・👍69) 判断する前に知りたいんだけど、親は意図的に隠していたの? それとも、たまたま話題になる機会がないまま7年たっただけ? 前者なら投稿者は地雷を踏まされた側だし、後者なら「まだ早い」という親の方針を外から崩したことになる。この一点で話がまるごと変わると思うんだけど。 19. 海外の名無しさん(>>18への返信・投稿者は悪くない・👍57) どちらでも結論は変わらない気がする。7歳が「牛乳と同じで牛から出てくるのかな」と思っている状態を、親が把握していなかったのは確かなんだから。隠していたにせよ放っておいたにせよ、そう長く持つ話でもなかったよ。 20. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍50) 成長期の子どもが、必要もないのに食べられるものを自分から減らすのは勧められないよ。7歳で肉の出どころを知らないのは確かに珍しいけど、いずれどこかで自然に知ったはず。投稿者は先回りして、やめるという選択肢まで一緒に置いてきてしまった。大きくなってから本人が選ぶなら誰も止めないけど、今じゃないでしょ。 21. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍44) 25年以上ヴィーガンをやってるけど、子どもに向かって「傷つける」という言葉を使ったことは一度もない。「私は動物を食べないんだ」と言うだけ。それだと説教くさくならないから親も受け入れやすいし、子どもも不思議と動揺しない。感情のこもった言葉を外すだけで、この会話はぐっと扱いやすくなるよ。あと、子どもがつらそうな顔をしたら、そこで話を切り上げること。 22. 海外の名無しさん(>>21への返信・投稿者が悪い・👍38) 食事の最中にこの話をしたのが一番まずかったと思う。目の前に自分のバーガーがある状態で「傷つける」と言われたら、食べ物の勉強じゃなくて善悪の話になってしまう。「私のは野菜のバーガーなの」でいったん止めて、食べ終わってから改めて話せばよかった。とはいえ、この子をここまで何も知らないままにしておいた親の方が、もっと問題ではある。 23. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍35) サンタクロースについて聞かれていたら、この人は絶対にはぐらかしていたと思うんだよね。相手が7歳だと分かっていて、そこだけ正面から踏み込んだ。しかも「傷つける」という言葉を選んでいる。ただ自分の考えを話したかっただけなんじゃないの。 24. 海外の名無しさん(>>23への返信・投稿者は悪くない・👍28) うちは逆で、サンタも魔法も本の中だけの話だと最初から伝えてる。それでもクリスマスは全力で楽しんでるし、よその子の前ではちゃんと話を合わせてくれるよ。本当のことを知ったくらいで子どもは壊れない。壊れると思っているのは大人の方じゃないかな。 25. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍24) もっと中立な言い方はいくらでもあった。「お肉は動物からできてるの。だから私は食べないことにしてるんだ」で十分だったでしょ。そこに「傷つける」を入れた瞬間、あの子は自分がバーガーで動物を傷つけていると受け取ってしまう。しかも困り始めた時点で会話を止めて、その先はご両親と話してね、と言って引き下がるべきだった。とはいえ、7歳になるまで食べ物の話を何ひとつしてこなかった親の側にも、同じだけの責任があると思う。 まとめ 判定は真っ二つに割れた。最も多くの支持を集めたのは「7年間だれも教えてこなかった側の問題だ」という擁護だが、件数で見ると「投稿者が悪い」の方が上回っている。批判が集まったのは肉の出どころを教えたことそのものではなく、「動物を傷つけるのが嫌だから」という言葉を選んだ点だった。7歳の目の前にはまだ食べかけのバーガーがあり、その一言は事実の説明ではなく善悪の話として届いてしまう、という指摘が繰り返された。魚は食べる投稿者がその言い方をしたことへの指摘も多かった。 一方で、「お肉があまり好きじゃないの」で流すべきだったという意見に対しては、それでは質問した子どもに嘘をつくことになる、という反論も出ていた。誰がいつ教えるかを決めるのは親だという線引きと、7歳がまだ知らずにいたという事実。あなたなら、目の前で「どうして違うものを食べているの?」と聞かれたとき、どこまで答える? 元スレッド: 「私が悪いの? いとこの7歳の娘に、お肉は動物からできていると教えた件」(元投稿) The post 「動物を傷つけることと、お肉と、何の関係があるの?」7歳の質問に答えた21歳、親族総出で責められる appeared first on 私が悪いの?【海外の反応】.…