1. 匿名@ガールズちゃんねる 夢のような1.5ヵ月間を終えて帰国した直後、孫を連れて実家に泊まりにやってきた長女のミヤコさん(41歳)は、大量の写真や動画を見ながら「すごーい! まるで映画の世界だね」「私も行ってみたいなあ!」と、笑顔で一緒になって喜んでくれていました。 共働きで二人の子どもを育てながら、上がる一方の物価や社会保険料、住宅ローンや塾代のやりくりに追われるミヤコさん。目玉焼きの上にスライスチーズをのせた食パンを朝食に出しながらナギサさんが「やっぱりスイスのチーズとパリのパンは美味しかったわね」と当時の思い出を口にしたときでした。 ミヤコさんは最初は「そうだね」と微笑んだものの、手元のスマートフォンで家計簿アプリや学校の集金画面を見つめるうちに、少しずつ表情が暗く曇っていきました。そして、ふっと視線を落としたまま小さな溜息をついたのです。 「……いいよね、お父さんたちの世代は。退職金もちゃんともらえて、年金もあって、そんな贅沢な旅行ができるんだもん。羨ましいよ」 責めるような強い口調ではありませんでした。だからこそ、そこに込められた疲労と諦め、そして深い切なさが、タツノリさんの胸に重く突き刺さりました。 「もちろんお父さんとお母さんが頑張ってきたからだけどさ。私たちの世代なんて、夫婦で必死に働いても毎月ギリギリ。自分たちが60代になったとき、退職金なんて期待できないし、年金もどうなるか……。ファーストクラスどころか、家族で海外旅行に行く余裕なんて一生ないなって思っちゃう」 2026/09/05(土) 16:33:55…