緒方孝市が考える"勝てるチーム"に必要なこと リーグ3連覇時代の鈴木誠也、タナキクマルは「隙を見せなかった」緒方氏は指揮官としてセ・リーグ3連覇(2016~2018年)を果たしたが、そこには打線の強さだけではない、勝つための条件があるという。その考えを聞いた。――リーグ3連覇を果たしたチームはポジションが固定されていた選手が多かったですね。特に、試合に出続けたタナキクマル(田中広輔、菊池涼介、丸佳浩)、誠也は隙を見せなかったですね。それは主力選手としての自覚だと思います。しっかりコンディションを整え、ケガをせず、試合に出続けるための準備をする。選手ひとりひとりの積み重ねが、チームを形作っていきました。野球に取り組む上での考え方、勝つためにやらなければいけないこと、試合に出続けるために何をしなければいけないのか、試合後にどう反省をしたのか……。そういったことを徹底して追求し、彼らが日々成長していってくれたからチームができあがっていき、勝ち続けることができました。――時代によって野球そのものが大きく変わっていくなかで、勝つチームの特徴も変化しているでしょうか。ルールもそうですが、ピッチャーやバッターのレベルも時代ごとに違いますね。ただ、どの時代でも言えることは、ピッチャーを中心とした守りが重要だということです。3連覇した時の広島打線も、1990年代同様にリーグトップの得点力(2016年:684得点、2017年:736得点、2018年:721得点はいずれもリーグトップ)がありましたが、やっぱりピッチャーが揃っていなければ、3連覇どころか一度も優勝できなかったと思います。投打でチームを引っ張れる選手がタイミングよく出てきましたし、球団がドミニカの選手を育成してきた努力が報われた部分もあったと思います。いろいろな要素が噛み合っての3連覇でした。(全文はリンク先)・他球団のファンですが、あの当時は「カープは自前育成強化のお手本だな」と思って見てました。今は阪神が外様・外国人選手に頼らず優勝争いをしてます。ただこの両チームの決定的な相違点は「高給取りになったら売りに出す」か「出すもの出しつつ若手を育成する」。野球も会社も経営陣の判断と覚悟がいかに重要かが分かります。・ほんと親会社欲しいわ、カープも……