
1: 少考さん ★ HJJ+w1uv9 2026-08-23 10:00:30 リベラルな慶大生が「WiLL」を買ってみたら 批判の嵐に思う未来 [宮城県]:朝日新聞 2026年8月22日 11時00分 有料記事 川上航希 川西めいこ 写真・図版 白坂リサさん=本人提供 現役慶応大学生のライターで、「Z世代の論客」とも言われる白坂リサさん(21)。 かねて政治への関心が高く、国会前デモを取材するなどリベラルを自認する活動を行っているが、最近、保守的な論調で知られる雑誌「WiLL」を読んで「考え方は違えど興味深い。わくわくする面白さがある」とX(旧ツイッター)に投稿した。 するとやってきたのは、同じリベラルな立場である人たちからの批判の嵐だった。「SNSにいる自称『リベラル』な大人世代、有名無名匿名問わず、アタマ固すぎ! 私はわたしの道を行きます、同志同世代で新しいリベラルつくるぞ!!」と投稿した白坂さんに騒動を振り返ってもらうと共に、今のリベラルと保守について思うことを聞いてみた。 コミュ力問われる現代人の孤独、保守の論考に共感 ――自らリベラルという白坂さんが、「WiLL」を読んでSNSで紹介したきっかけは? 近代の個人主義、つまり「現代人の孤独」について関心を持っています。 現代社会は誰もが当たり前に持っている共同体が薄いです。共同体に代わる友人や恋人といった関係は自ら動かなければ獲得できず、コミュニケーション能力や行動力の有無によって大きな差がついてしまいます。私自身、コミュ力が高い方ではないので、今の社会での人間関係構築の難しさを感じています。 早稲田大の保守系政治サークル・国策研究会前幹事長の藤井雄太さんが「近代の個人主義」についての論を発表していて、保守的な考えの人でもリベラルな考えの私と共通点があるのだと驚きました。現代のリベラルは個人の尊重、自由、平等をうたってきましたが、その反動で個人の心のよりどころがあやふやになっている面があると感じています。リベラル側にある個人主義への問題意識よりも、保守側が感じる問題意識の方がリアリティーがあるようにさえ感じて注目していました。 その藤井さんの最新の原稿が「WiLL」に掲載されていると知ったことが購入のきっかけです。初めて買って読みましたが、やはり現代人の孤独についての論考が非常に面白く、共感できる部分が多かったです。 「WiLL」や「Hanada」といった雑誌は右翼雑誌と呼ばれ、特にリベラル界隈(かいわい)では排他的に評価されていますが、立場に関係なく面白いと感じたものは面白いと発信すべきだと思っているので、Xに投稿しました。 ――その6月の投稿が、ちょっとした炎上状態に リベラルの有名なインフルエンサーが私の投稿を引用ポストして、私を揶揄(やゆ)するような内容を書いていた。 他の人からも「フォロワーの多いインフルエンサーの立場で『WiLL』を紹介するのはおかしい」「差別的な扇動を肯定するのか」といったメッセージが届きました。 同じようにリベラリズムに共感している一個人同士なのに、一つの投稿だけから「この人は自分たちとは違う異質な存在だ」と分析して排除するのは村八分と変わらないと感じました。 読んでもいないのに批判するというのはやはり好きにはなれません。一面だけを切り取って自分の主張とは違う考えを悪だと切り捨てれば、エコーチェンバー(限られた人々の間だけで情報が行き交うこと)を加速させて人が歩み寄ることが難しくなってしまいます。 「多様性」「自由」の大きな目標だけでなく… ――炎上の一方で発見もあったとか 普段は私の投稿を見てくれる… 残り3152文字…