544 :ちわわ 2009/10/19(月) 03:49:40 なご思い出話。長文スマソ。 自分の卒業した高校は、卒業式の時、卒業生全員が白い手袋をする。 どうも創立以来、伝統的にそうであるらしい。 で、私の代の時、その手袋を家に忘れてしまった同級生がいたんだ。 全員が手袋してる中で、一人だけ素手では超目立つ。 卒業式で、まさに最後の日だけに、リベンジもきかない。 そいつを目立たせない為に、全員手袋を外そうか?って話も出たけど、 白手袋を楽しみしてた子も結構いたし、忘れた本人も伝統だからそれはやめてくれと言う。 忘れたやつは、式に来ていた自分の両親に手袋を忘れたことを話し、「馬鹿!」と怒られ、 結局「素手でいくよ」とあきらめて、でもかなり凹んでいた。 しばらくして式の時間になったから、卒業生は体育館に向かった。 体育館の外で列になって、入場が始まるのを待ってたら、 そのすぐ横の正門のところに、ジャージ着た知らない男の人が、ぜーぜー言いながら貼り付いてる。 で、門のスキマから白い手袋を振っている。 卒業生たちが気づいて、「あれ誰?」とかザワザワし出したら、 手袋忘れたやつが、ものすごい勢いで門のところに走ってって、手袋を受け取った。 ジャージの人は、手袋を渡したら、そのまま門を背に座り込んでしまった。 卒業生の入場が始まって、手袋忘れたやつは、 そのジャージの人に「サンキュー!」って叫んでた。 ジャージの人は、座ったままこっち向いて、おう!って感じで手を上げてた。 (続きます)…