
1: 2026/08/08(土) 07:36:58.23 ID:03vS7XUv9 (略)負担軽減 日産の子会社で、ミニバン「セレナ」などを生産する日産自動車九州(福岡県)の工場では2025年、車両の組み立てを行うメインの生産ラインとは別の「サブライン」でバンパー製造などの軽作業を行う仕組みを本格導入した。現在も段階的に拡大している。作業を切り離すことでライン全体の稼働時間に勤務を合わせる必要がなくなり、通常より早く退勤するなどの柔軟な勤務を可能にする。 自動車生産は、塗装や組み立てなどを流れ作業で行う。中腰で作業し、重い部品を運ぶことも多い。拘束時間も長く、日産九州の工場は昼夜交代制で8時間勤務が原則となっている。サブラインの導入で多くの作業が女性や高齢者でも対応できるようになり、3人の小学生を育てながらサブラインでボンネットに保護フィルムを貼る女性(38)は「負担が少ないので、子育てと仕事を両立できる」と語る。 トヨタ自動車では、単発で働くスポットワーカーを製造現場で活用する取り組みが始まっている。今年3月から約3か月間、車両に取り付ける部品を集める準備作業を対象に未経験者でも短時間の教育で作業に入れる仕組みを1工場で試験導入した。 SUBARU(スバル)は部品を生産する北本工場(埼玉県北本市)で、男性と身長差がある女性向けに作業台の高さを変える補助装置を導入するなど負担低減を図っている。 流動性人材 こうした取り組みの背景には、人手不足が深刻化する中で、自動車産業を支えてきた「決まった時間に大勢が一斉に働く」という生産現場の仕組みが、人口減少時代に合わなくなりつつある事情がある。交代勤務や肉体的な負担もあり、人材確保は容易ではない。 日産九州の工場には、27年度末で生産終了する追浜工場(神奈川県)から車両の生産移管が予定されており、今後も人手が必要になる見込みだ。日産の平田禎治執行役(モノづくり担当)は、「時間的な拘束から解放し、働き手の間口を広げたい」と話す。 自動車業界に詳しい調査会社フォーインの安藤久史アナリストは「自動車産業が将来的に現在の国内生産体制を確保できるかは不透明だ。ヒューマノイド(人型ロボット)の導入が急速に進む可能性もあり、長期雇用が基本の正社員を増やすよりも流動性がある人材が望ましい」と指摘する。。 読売新聞2026/08/08 07:15 引用元: ・…