
1: 匿名 2026/08/03(月) 14:17:47 「携帯ブラック」に転落、仕事や住まい探し困難に◆全国に400万人?生活再建どうすれば…飲食業界で働き盛りだった埼玉県の田中佑喜さん=仮名=(42)は、病気がきっかけで働けなくなった。貯金もなく、路上生活を送るようになり、通信費が払えなくなったスマートフォンは使用不能に。料金滞納者の「ブラックリスト」に載ったことから新たなスマホが契約できず、次の仕事や住む場所も探せなくなり「何も考えられず、先が見えなくなった」。今や生活に不可欠なスマホを持つのは誰にとっても「普通」のことだが、スマホが持てなくなった「携帯ブラック」状態の人は全国で400万人に上るとの指摘もある。病気や失業などきっかけはさまざまだが、実態を探ってみると「個人的な事情」と単純に片付けられない課題が見えてきた。(時事ドットコム取材班 山本舜也)連絡先ないとアパートの審査に通らない略「携帯ブラック」の仕組みシェルターに入所すると、生活保護の申請やマイナンバーカードの取得、銀行口座の開設などを進める。だが、社会復帰を目指してアパートを契約する段階で、「自分の連絡先を持っていないと、不動産会社の審査が通らない」と宮澤さん。このため田中さんは入所後、ある格安携帯電話の店舗を訪れたが、「他社で滞納がある」として契約を断られた。通信料を約2カ月滞納し、完済できていない人は「不払い者」として携帯各社間で5年間共有されるブラックリストの仕組みがあるためだ。スマホを巡る滞納は通信料金だけではない。端末を割賦で購入した場合、2~3カ月程度払えなくなると信用情報に傷が付く可能性がある。指定信用情報機関シー・アイ・シー(CIC)の統計では、分割払いを2~3カ月滞納した人は2026年3月時点で329万人。車などの購入者も含まれるが、スマホを購入した人が多いとみられ、10年前と比べて44%増加。こうした人はクレジットカードの利用も制限される恐れがあるという。略氷河期世代多い?個人的問題ではない田中さんのようなケースは個人の問題にとどまらない、と話すのは困窮者向けの携帯電話サービスを提供するアーラリンク(東京都豊島区)の髙橋翼社長だ。「ひとたび電話番号を失うと、履歴書に連絡先を記載できず、就職が難しい。CICのデータなどから携帯ブラックの人は400万人規模とみられ、社会的な課題だ」と強調する。アーラリンクが利用者に行ったアンケート調査では、スマホがない時期に就職先を探した604人のうち、67.5%が「実際に採用された仕事がなかった」と回答。「電話番号がない」「SMS認証ができない」といった理由で、日雇いや単発バイトの応募や採用を断られたことが「数回あった」「何度もあった」も46.3%に上った。同社の利用者は8割が男性で、40~50代の独身が最も多い。髙橋社長は、就職氷河期世代と重なっていると指摘。「非正規雇用で所得が低く、病気などで収入が途絶えて滞納するケースは多い。単身者で孤立し、周囲に頼れる人がいないという問題もある」と話す。続く時事ドットコム「携帯ブラック」に転落、仕事や住まい探し困難に◆全国に400万人?生活再建どうすれば…:時事ドットコム 飲食業界で働き盛りだった埼玉県の田中佑喜さん=仮名=(42)は、病気がきっかけで働けなくなった。貯金もなく、路上生活を送るようになり、通信費が払えなくなったスマートフォンは使用不能に。料金滞納者の「ブラックリスト」に載ったことから新たなスマホが契約できず、次の仕事や住む場所も探せなくなり「何も考えられず、先が見えなくなった」。…