1: バイト歴50年 ★ ZObNyJQw9 2026-08-01 18:37:03 2026年7月27日、香港メディアの香港01は「日本のロボットはなぜ夜明け前に死したのか」と題し、AI汎用ヒューマノイド(人型ロボット)本体の市場で米国と中国が主導権を握る一方、日本が本体開発の競争から後退した背景について報じた。 記事は、米国と中国がAIヒューマノイド市場において急速に主導権を拡大させている現状を紹介する一方で、かつてホンダの「ASIMO」などでロボット技術をリードしていた日本が完成品市場での主導権を失い、減速機やサーボモータをはじめとするコア部品の供給に特化した立ち位置に後退していると伝えた。 その上で、明暗を分けた最大の要因は技術アプローチの違いと変化にあり、日本が従来の産業用ロボット生産で主流だった、精密なハードウェア開発やルールベースの手動プログラム制御を得意とするのに対し、米中両国は近年の主流であるAI大規模モデルやデータ駆動による自律学習型開発を進めて市場をけん引していると分析した。 また、バブル崩壊後に日本でITプラットフォームやAIソフトウェア基盤が十分に育たなかったことが、AI時代における基盤力の差を生み、結果として米中双方から挟撃される要因になったと論じている。 さらに、日本の産業構造やエコシステムに起因する内部的阻害要因についても言及。過去の産業用ロボットにおける成功体験や自動車産業への強い依存が汎用ヒューマノイドの事業化において足枷になったほか、閉鎖的なソフトウェア体系や実証現場、データループの不足、リスク回避的な投資風土も開発ペースを遅らせる大きな要因になったと伝えた。 記事はその一方で、日本が1970~80年代の政策支援や2000年代の二足歩行技術の開発などを通じて世界をリードしてきた歴史的背景にも触れた上で、ロボット本体の主導権こそ米中に奪われたものの、減速機やサーボモータといったコア部品分野では、米中企業も依存せざるを得ない不可欠な存在感を現在も維持していると紹介した。(編集・翻訳/川尻)…