1: 少考さん ★ geC3ehVr9 2026-07-26 10:53:29 「意識がないうちに万引き」…難病の発作・性被害のトラウマ「精神鑑定で解き明かしてもらった」 : 読売新聞 2026/07/26 05:00 中川慎之介 [ルポ裁判] スーパーの出入り口付近で腕をつかまれ、ハッと我に返った。相手は、店の保安員だった。「 盗と りましたよね。かばんの中」。かばんを見てみると、精算をしていない商品がたくさん出てきた。 2023年6月、西日本のスーパー。50歳代の女性は、子どものお弁当に使う食材を買おうと訪れた。 店に入る前、痛み止めの薬を飲んだのに頭痛がした。激しい腹痛を起こす持病の発作の前兆だ。「早く帰らなきゃ」。焦りに駆られながら店内を巡っていると、不意に意識が薄れ、視野が狭まっていった。 「かごは空にするな」「レジは通れ」 おぼろげに覚えているのは、かつて性暴力を受けた男の声が頭の中で響いたことだ。かごが空のまま店内をうろつくと、万引き犯かと怪しまれる。レジで商品を買って普通の客を装い、一部を盗む。無意識にその「声」の通りに行動して、店の保安員に呼び止められたのだった。 「意識がないうちに盗ってしまっていた」。今年5月、女性は取材に応じ、当時の状況を明かした。「万引きなんてしたくないとすごく強く思っているのに……」。その声は苦しげに聞こえる。 万引きで捕まるのは8回目。窃盗罪で起訴され、翌24年、地裁で裁判が始まった。 女性は裁判で、長年にわたる闘病や性被害、万引きに及んだ経緯を説明した。 原因不明の腹痛が始まったのは中高生時代。おなかがすいている時は痛みが和らぐため、絶食してやり過ごした。 腹痛とつきあいながら、猛勉強の末、難関の国立大学に入学した。症状は次第にひどくなり、あまりの痛みで気を失い、度々倒れた。病院に行っても原因はわからない。大学卒業後、国家資格を取得して働き始めたが、たびたび発作に襲われた。 自暴自棄になり、00年頃から万引きに手を染めるようになった。幾度か盗みを繰り返す中、あの忌まわしい出来事に遭う。 商品の会計をせずに店を出ると、店の保安員だという中年の男に見つかった。女性が乗ってきた車の座席に座るよう言われ、男も助手席に乗ってきた。 (略) ※全文はソースで…