1: 匿名 2026/07/16(木) 00:00:10 「形見だから」と抵抗する母をなだめて。実家建て替えで、50年分の家財を処分した羽田美智子「手放した着物は60枚でわずか2000円」|CHANTO WEB高齢の母の介護のため、東京と茨城の二拠点生活を送る羽田美智子さん。数年前には実家を建て替えるために、50年分にも及ぶ家財整理をひとりで行ったそう。「おばあちゃんの形見だから」という母をなだめながら、モノと向き合ったことで、気持ちに変化が生まれたと言います。CHANTO WEB ── 何を捨てて何を残すか、迷いますよね。判断の基準は何だったのでしょう。 今の暮らしで本当に使うかどうかでした。(略)迷ったときに背中を押したのは、どのモノにも染みついていた「古い匂い」でした。そこは心を鬼にして処分しましたね。 ── 50年分の家財と向き合った経験は、ご自身の暮らしや物の持ち方にも影響しましたか。 ものすごく影響しました。(略)「この箱だけは手をつけずにおこう」と20年近く大事にしまっていた宝箱があったんです。それを開けてみたら、一度しか行っていない場所の記念品など、今の自分にはまったく価値を感じないものばかりで。「これを20年も大事に取っておいたの?」と、自分でも驚いてしまったほど。思いきって処分したら、すごく解放感がありました。 洋服や靴も同じです。昔は気に入ったものほど「よそ行き」として取っておいたものでしたが、いざ取り出してみたら、古びた匂いがしたり、靴の底が剥がれていたりして。結局、気に入っている時期にガンガン使って、摩耗したり、劣化したりしたら卒業する。モノは循環させないと意味がないんだと痛感しました。 ── 古いものを溜め込まず、循環させることが大切だと。 モノを大切にすることは素敵なことですが、今の私にとっては、古い匂いのするモノをいつまでも抱えているより、本当に気に入った少数精鋭のモノだけに囲まれたシンプルな暮らしのほうが合っている。持ち物も把握しやすくなって、暮らしそのものが心地よくなりました。…