
1: 匿名 2026/07/13(月) 22:09:09 ID:1vaSZFL09.net ※7/13(月) 14:56配信 読売新聞オンライン 荒野の地平線に沈む夕日が車内を赤く照らす。 2008年6月14日、イラン南東部ミールジャーベ。 横浜国立大4年だった中村聡志さん(41)=当時23歳=は、イラン政府関係者が運転する車の中にいた。 「どうだ、解放された気分は」。 同じような景色をずっと見てきたからか。 尋ねられても実感がわかなかった。 旅行中、武装組織に誘拐された。 8か月に及ぶ拘束の末、解放交渉に当たってきたイラン政府に引き渡された。 命の危険を感じ、不安に押しつぶされそうな日々だった。 氏んでしまいたいとも思った。 踏みとどまれたのは家族のおかげだ。 政府施設に着き、大阪の実家に電話するよう促された。 「解放されたんやな!」。 いつも冷静な父が声を上ずらせるのを受話器越しに聞き、体の力が一気に抜けた。 「ほんまに終わったんや」(社会部 広瀬航太郎) イラン南東部の古都バムにある世界遺産「アルゲ・バム」は、日干しれんが造りの城塞(じょうさい)都市だ。 起源は紀元前に遡るとも言われる。 2007年10月の昼過ぎ、横浜国立大4年の中村聡志さん(41)は、砂漠に囲まれたその遺跡を目指してバムのゲストハウスを出た。 秋なのに汗ばむ陽気だった。 背後から黄土色のセダンが近づいてきたのは、閑散とした通りを歩いていた時だ。 顎ひげの男が窓から顔を出し、英語で「タクシーだ」と告げた。 運転手のほかに後部座席にも男が乗っていた。 「ガイドブックで読んだ乗り合いタクシーか」。 ドアを開けた。 世界遺産へはまっすぐのはずだが、車は右へ右へと曲がっていく。 「おかしい」。 逃げようとドアに手をかけた瞬間、隣の男に腕をつかまれた。 男のもう片方の手には細身のナイフが握られていた。 手足を縄で縛られ、外から見えないよう座席に寝かされた。 中国・上海からポルトガルのロカ岬まで、半年かけてユーラシア大陸を横断する――。 家族の反対を押し切って出た一人旅だった。 続きは↓ タクシーと思い乗り込んだら武装組織の車、誘拐されイランで人質生活8か月…砂地に家系図「絶対に帰る」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 荒野の地平線に沈む夕日が車内を赤く照らす。2008年6月14日、イラン南東部ミールジャーベ。横浜国立大4年だった中村聡志さん(41)=当時23歳=は、イラン政府関係者が運転する車の中にいた。「どうYahoo!ニュース…