新型裁断用ドレスフォーム「BLOOM・M」を発表 この展示会では、新型裁断用ドレスフォーム「BLOOM・M(ブルーム・エム)」が発表されます。BLOOM・Mは、東京ドレスフォームが培ってきた技術と経験に、現役のアパレルプロフェッショナルの視点を融合させて開発されました。開発監修は、STAR & STRIPES代表の松川絵美氏が務めています。松川氏の監修のもと、パターン、縫製、服飾教育、3Dなど、服づくりの現場を知る専門家たちが検討を重ね、サンプル確認や修正判断の迷いを減らし、量産に向けた基準づくりを支えるドレスフォームとして完成しました。 本展示会では、BLOOM・Mの実機を実際に見て、触れて、計測し、サンプルをフィッティングしながら、フォルムや使い心地を体験できる機会が提供されます。 開発背景:服づくりの「修正の迷い」を解消 長年パタンナーとして現場に立ってきた松川絵美氏は、従来の裁断用ドレスフォームの利点がある一方で、トワルやサンプルを着用した際に、肩や背中、腰まわり、パンツのバランスなど、同じような箇所に繰り返し修正が生じる課題を感じていました。 また、確認する人や体型が変わる中で、「何を基準に修正するのか」「どこまでを許容し、どこからを直すのか」という判断が曖昧になり、「修正沼」に陥ることも少なくなかったといいます。そこで、一つの型を体型の異なる複数の着用者に対して自然に、美しく成立させるためには、単なる人体の再現ではなく、服づくりの判断を支える基準が必要であると考えられました。 東京ドレスフォームは松川氏とともに、服のシルエットを左右する肩まわり、背中、腰まわり、パンツ設計時のバランスや、修正の目安となる身体の凹凸・基準点を検証しました。その結果、人体に近いフォルムを持ちながら、既製服の設計や修正判断に必要な工夫を取り入れた「服をつくるための形」として、BLOOM・Mが開発されました。 BLOOM・Mの主な特徴 全身のバランスを一台で確認 首から足首までのつながりを一体で確認できるため、トップスだけでなく、パンツやロング丈のアイテムを含めた全身のシルエットを検討できます。 修正判断につながる身体のランドマーク 肩、鎖骨、バスト・チェスト、へそ、腰骨、アームホール、膝、くるぶしなど、服づくりの判断基準となる身体のランドマークを分かりやすく表現しています。 人体に近く、服づくりに適したフォルム 人体に近い形を持ちながら、一般的なヌードボディとは異なり、既製服の設計や修正判断に必要な工夫が随所に取り入れられています。 展示商品 BLOOM・M|ONE LEG MEN メンズ特有のウエスト位置やベルト位置、腰で穿くパンツのバランスなどを確認しやすい、セミフルレングスのメンズ用裁断ドレスフォームです。右半身がフルレングス仕様となっており、全身のシルエット確認、メンズパターン、立体裁断、サンプルチェックなどに活用できます。 BLOOM・M|ONE LEG WOMEN 上半身と下半身のつながりや、全身のバランスを確認しやすいウィメンズ用裁断ドレスフォームです。左半身がフルレングス仕様となっており、身体のランドマークを確認しながら、シルエットや修正箇所を検討できます。 会場ではこのほか、デザインの初期段階でアイデアを机上で立体確認できる、1/4スケールの裁断用ドレスフォーム「TDF MAQUETTE SERIES SOL」「TDF MAQUETTE SERIES LUNA」も展示予定です。 当日の主なプログラム 1. 見て、触れて、測り、フィッティングできる体験展示 来場者はBLOOM・Mを実際に見て、触れ、各部を測り、サンプルをフィッティングしながら、そのフォルムと使い心地を体験できます。開発に携わった松川絵美氏や、東京ドレスフォームの原型師・鶉雄次郎が、開発の意図やボディの特徴を解説いたします。 申込・詳細URL: 2. 松川絵美氏によるミニトーク 会場では、BLOOM・Mの開発に携わった STAR & STRIPES代表 松川絵美氏によるミニトークを随時開催します。開発に至った背景をはじめ、BLOOM・Mで注目していただきたいポイント、効果的な活用方法、作業時の判断や修正をスムーズにするための使い方などを、実際の現場経験を交えながらご紹介いたします。 3. 【有料セミナー】第15回 東京ドレスフォームセミナー テーマ: 平面に描かれた理想を、服の立体へ。BLOOM・Mを介して考える、これからのパタンナーとドレスフォームの役割 内容: デザイナー・竹島綾氏と、BLOOM・M開発監修のSTAR & STRIPES代表 松川絵美氏が、デザイン画から服が立体へと形づくられる過程を、ライブトワルチェック(仮縫い)を通して紹介します。 会場: GOBLIN.北参道店 -ROADSIDE- 時間: 18:30〜20:30 参加費: 5,000円 定員: 40名 参加申込フォーム: 竹島綾氏のプロフィール 竹島 綾氏は、英国セントラル・セント・マーチンズ ファッションニットウェア科を首席で卒業後、CHANELのオートクチュールメゾンにて刺繍デザインに従事しました。2017年に自身のブランド「AYÂME(アヤーム)」を設立し、「Beyond Romantic」を哲学にコレクションを展開しています。詳細は以下のリンクからご覧いただけます。 翌8月1日(土)に「BLOOM・M 追加内覧会」を開催 7月31日(金)の発表展示会への来場が難しい方に向けて、翌8月1日(土)には、東京ドレスフォーム社内にて少人数制の追加内覧会が開催されます。BLOOM・Mの実物を見ながら、寸法やバランス、使用感について個別に相談が可能です。 日時: 2026年8月1日(土)10:00〜17:00 会場: 株式会社東京ドレスフォーム(東京都渋谷区千駄ヶ谷1-11-6 402号室) 内容: BLOOM・Mの実物展示、寸法・バランスの確認、個別相談 対象: 学校・アパレル企業関係者、パタンナー、縫製技術者、その他、興味のある方どなたでも 参加費: 無料 申込・詳細URL: 開発の中心を担った松川絵美氏について STAR & STRIPES代表の松川絵美氏は、文化服装学院を卒業後、オンワード樫山で経験を積み、2011年にSTAR & STRIPESを設立しました。レディス・メンズ、国内外のデザイナーズブランド、ウェディングドレス、ランジェリー、女性アスリート向けのパフォーマンスウェアなど、多様な領域でパターン設計を手がけています。デザイナーの意図を的確に汲み取り、服として成立させる確かな設計力により、幅広いデザイナーから厚い信頼が寄せられています。 東京ドレスフォーム 代表取締役 小泉文子氏のコメント 東京ドレスフォームの代表取締役である小泉文子氏は、裁断用ドレスフォームが服づくりの現場において、単なる道具ではなく判断の基準となる存在であると述べています。BLOOM・Mは、松川絵美氏をはじめとする第一線で活動するパタンナーや技術者の知見を集め、姿勢、フォルム、バランス、修正の目安となる身体の凹凸まで、服づくりの視点から検証して開発されたドレスフォームです。このドレスフォームが、現場の迷いや手戻りを減らし、作り手がより確かな判断を重ねていくための道具となることを願っています。 東京ドレスフォームは、これからも服づくりの現場に寄り添い、次の時代の基準を作り手の皆様とともに作っていくとのことです。 展示会開催概要 展示会名: 東京ドレスフォーム BLOOM・M 発表展示会 2026 開催日: 2026年7月31日(金) 開催時間: 一般公開展示会/12:00~17:30 会場: GOBLIN.北参道店 -ROADSIDE- 住所: 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-36-17 アクセス: JR山手線「原宿駅」竹下口より徒歩7分、東京メトロ副都心線「北参道駅」より徒歩3分 参加対象: アパレル企業、デザイナー、パタンナー、服飾教育関係者、メディア関係者など、どなたでもご自由にご来場いただけます。 参加方法: 入場無料・事前登録推奨・当日来場可 申込・詳細URL: 有料セミナー 参加申込フォーム: BLOOM・M 追加内覧会 開催概要 開催日: 2026年8月1日(土) 開催時間: 10:00〜17:00 会場: 株式会社東京ドレスフォーム 住所: 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-11-6 402号 参加対象: 学校・企業関係者、パタンナー、縫製技術者、企画・3Dモデリング関係者ほか 参加方法: 事前予約優先 申込・詳細URL: 東京ドレスフォームの公式ウェブサイトはこちらです。…