1: 少考さん ★ 2026/07/04(土) 09:38:44.35 ID:fUU6fNW/9 「ナフサは足りてる」「実質賃金上昇」でも、資材不足で工事遅滞、進む円安…政府と現場の実感なぜ違う?:東京新聞デジタル 2026年7月4日 06時00分 有料会員限定記事 中東情勢の緊迫化は依然として日本国内に深刻な影響を及ぼしている。シンナー不足が直撃している土建業者らが、国会前で厳しい現状を訴えた。7月以降も飲食料品の値上げラッシュで一般消費者の家計も打撃を受ける。供給不安や物価高に政府は「目詰まりは解消した」「実質賃金は上昇している」と説明するが、現場の実感との乖離(かいり)は著しい。日本経済の今後の見通しは?(福岡範行、森本智之) ◆「コロナは生き延びられたけど、今度はダメだ」 「こちら特報部」の取材に、首都圏の土建業者が中東情勢による影響を明かした。住宅リフォームの内装工事で働く大工の石田健二さん(69)=埼玉県越谷市=は、新型コロナ禍よりも現状は厳しいと語る。 「コロナのときは物も、仕事もあった。給付金もあったから、何とか生き延びられたけど、今度は全然ダメだ」 5~6月の仕事は「ほとんどゼロ」。別の業者によるユニットバスなどの設置が資材不足で遅れて大工の作業に移れず、「現場がストップした」という。 自身の工事で使う断熱材なども供給が滞った。政府は、6月26日の中東情勢に関する関係閣僚会議の資料で、断熱材が調達できずに工期が遅れる現場の声を紹介する一方で、「供給の偏り・流通の目詰まりの解消」が進んでいるとアピール。「前年実績の供給が可能と確認」とも説明する。 石田さんは「(解消の)実感は全然ない。現場と政府の考えは、まるっきり違う」と語る。断熱材の調達は一時期より改善したが、まだ「少しずつ入る」程度だ。 ◆土建業者らが国会前デモ 命絶った人もいたと窮状訴え 同月24日には埼玉土建一般労働組合が国会前で開き、約400人が集まった街頭活動に参加。スピーチで、自らの命を絶った人がいたと聞いた。 国土交通省が6月、一人親方や工務店などに建設・住宅資材の供給状況を調査した結果によると、「一部資材の必要量を確保できていない、かつ、工事への影響が大きい」との回答が18%あった。確保できていない資材は「塗料・シンナー」「断熱材」「塩ビ管」などが挙がった。 政府は同月23日、シンナーメーカーが工務店などに直接販売する仕組みも始めた。25日時点で、30件、1040リットルの申し込みがあったという。 ただ、シンナー以外の資材も供給に課題を抱える。供給の円滑さや質も改善しなければ、現場は困る。 ◆「手に職があっても、材料がなかったら無力」 埼玉県北本市の塗装業、望月淳司さん(55)は塗装用シンナーや塗料が手に入っても、作業に不可欠な「下塗り材」は「今も全然入ってこない」とし、使いづらさを感じる類似品で代替しているという。以前は注文の翌日に届いていた資材の納入時期も、数週間待ちになり、工事の遅れにつながっている。 マンションなどの外壁のつなぎ目を埋める防水工事業の平松久さん(47)=東京都足立区=が気にするのは、変成シリコンでできたシーリング材の「硬さ」だ。硬すぎれば、建物が動いたときに切れやすい。 住宅性能を高く保つよう、使うタイミングで用途に応じて調達してきたが、「『わがまま』を言えなくなった」。一戸建て工事で外壁材に合う色にこだわると「全く入ってこない」。工事の発注元の業者に用途違いのシーリング材の使用を求められたことさえある。 東京土建一般労働組合や埼玉土建などでつくる「建設アクション実行委員会」は今月7日、対策強化を求める署名を経済産業省に提出し、国会前で実情を訴える集会を開く。要望の一つは、事業継続支援の拡充だ。 平松さんは「手に職があっても、材料がなかったら無力だと感じた。職人を守らないと(住宅の)質も危うくなる」と不安視した。 ◆不安になった業者が買い増し、末端に行くほど逼迫 米国、イスラエルとイランの間で戦闘が始まった2月以降、日本は深刻なナフサ不足に直面し、政府は中東以外からの代替調達を... 残り 1588/3175 文字 引用元: ・「ナフサは足りてる」「実質賃金上昇」でも、資材不足で工事遅滞、進む円安…政府と現場の実感なぜ違う? [少考さん★]…