
1: 樽悶 ★ 2026/06/28(日) 23:08:24 ID:lruVcDyW9.net 天皇陛下がオランダ王室と親しくなるきっかけを作ってくれたのは、ベルギーのフィリップ国王の伯父、先々代のボードワン国王でした。 1984(昭和59)年、上皇ご夫妻がベルギーを訪問された時にベアトリックス女王夫妻を招いて夕食会を催し、そこから女王一家との交流が始まります。 王子だった若きフィリップ国王を伴って来日したこともありました。 両陛下が旅の終わりに話された「橋渡し」という言葉に、きっとそれはボードワン国王から受け取った友好のバトンだろうと思いました。 (日本テレビ客員解説員 井上茂男) ■ボードワン国王の「配慮」~ベアトリックス女王夫妻を引き合わせてくれた夕食会 「オランダ女王もかけつける」。 1984(昭和59)年2月27日付の読売新聞に、小さな記事があります。 皇太子時代の上皇ご夫妻がアフリカ訪問に向かう途中でベルギーに立ち寄られた際に、ボードワン国王が留学中の陛下をイギリスから招き、オランダのベアトリックス女王夫妻を内々に招待して夕食会を開いていた――というニュースです。 記事は「同行した宮内庁関係者や日本大使館も一夜明けて聞いてびっくり」と伝え、「浩宮さまがオランダ王室とも交流されるよう配慮されたのでしょう」という侍従のコメントが載っています。 (省略) 日本は先の大戦でオランダと戦火を交え、強くわだかまりがあった時代です。 1971(昭和46)年に昭和天皇がオランダを訪問した時は昭和天皇の乗った車に魔法瓶が投げられ、沿道で「訪問反対」のブーイングが起きました。 ベアトリックス女王は後の昭和天皇の「大喪の礼」にオランダから王族を送りませんでした。 そうした空気の時代です。 内輪の夕食会から約4か月後、ベアトリックス女王は陛下をオランダに招待します。 「随分大きな方だなと思った」。 10代のウィレム・アレキサンダー国王と初めて会った時の印象を陛下は訪問前の記者会見で話されましたが、国王は空港まで出迎えてくれました。 滞在は4日間。 陛下は女王の専用ヨットでセーリングなどを楽しみ、国王らとの関係を深められました。 初めてのオランダ訪問には、侍従が言う「配慮」の“芽吹き”を感じます。 (省略) 1971(昭和46)年の昭和天皇の訪欧にもエピソードがあります。 王弟のアルベール王子が前年4月に大阪万博で来日し、外相の晩さん会が開かれた時です。 隣に座った高松宮妃喜久子さまは、香淳皇后が一度も海外を訪問したことがないことを話題にします。 王子は「帰ったら兄に伝えて、いらっしゃれるようにする」とこたえ、高松宮さまと王子との手紙のやり取りを経て、7月に「ご訪問を希望する」という国王の親書が届きます。 天皇初の外国訪問はこうして動き出します。 訪問国は立ち寄りを含めて8か国。 公式な訪問国の最初がベルギーでした。 実現に動いた弟たちへの配慮がそこにあるように思います。 (省略) ボードワン国王とファビオラ妃に子はなく、弟のアルベール王子がアルベール2世として受け継ぎ、譲位によってフィリップ国王が即位します。 日本が進む“兄弟間継承”です。 6月20日。 ベルギーの空港に着かれた両陛下を「カーテシー」という膝を折る挨拶で迎えたのはエリザベート王女でした。 2006(平成18)年、オランダ静養の時の夕食会で一緒に過ごされた王女です。 20年ぶりに再会した皇后さまの手の動きから“こんなに小さかったのに”と当時の話をされているように見えました。 ベアトリックス女王が雅子さまの療養のために用意してくれた静養の、20年後の広がりを感じる瞬間でした。 エリザベート王女はベルギー初の女王になる皇太子です。 フィリップ国王夫妻には2男2女がいますが、ベルギーは1991(平成3)年、男子に限っていた王位継承を「男女平等」の観点で改め、男女を問わず「長子継承」としました。 「国のために使命を果たします」。 2019(令和元)年10月、成人となる18歳の祝賀行事での王女のスピーチは話題になりました。 ちなみに、女王が3代続いたオランダは、王位に男女を問わない国のように思われますが、「政治的権利の男女平等」で「男子優先」を「長子優先」に改めたのは1983(昭和58)のことでした。 アレキサンダー国王の次は長女のアマリア王女が女王です。 現在、ヨーロッパにある7つの王国はみな国王です。 それが次の代にはベルギー、オランダ、スウェーデン、スペインの4か国が女王になります。 ジェンダー平等に舵を切ったヨーロッパ王国の意志を感じる変化です。 (以下ソース) 6/25(木) 22:26配信 【皇室コラム】両陛下ベルギー訪問――ボードワン国王から受け継いだ交流のバトン(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース天皇陛下がオランダ王室と親しくなるきっかけを作ってくれたのは、ベルギーのフィリップ国王の伯父、先々代のボードワン国王でした。1984(昭和59)年、上皇ご夫妻がベルギーを訪問された時にベアトリックスYahoo!ニュース…