転載元: 冬月記者 ★ 2025/07/10(木) 13:20:09.31 ID:wcvmHK1U9 吉田正尚が復帰戦で3安打!右肩故障乗り越え「マッチョマンが3安打」と現地沸く Rソックス6連勝に貢献 ◇インターリーグ レッドソックス10―2ロッキーズ(2025年7月9日 ボストン) レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が9日(日本時間10日)、本拠でのロッキーズ戦に「6番・DH」で今季初出場。復帰戦で即3安打をマークし、チームの勝利に貢献した。 2回無死で迎えた今季初打席となる第1打席は2ボールからの3球目、相手先発・センザテーラの高め96・2マイル(約154・8キロ)の直球を振り抜き、中前へ運んだ。 今季初打席でいきなり快音を響かせ、本拠ファンからは歓声が沸き起こった。ベンチに戻ると、チームメート全員とハイタッチ。まるで本塁打を打った後のようなお祭り騒ぎだった。 1―0の4回1死三塁の第2打席は2ボール1ストライクからの4球目、相手先発・センザテーラの高め96マイル(約154・5キロ)の直球を振り抜くと、痛烈なゴロが前進守備だった一塁手・トグリアのグラブを弾き右前へ。三塁走者・ナルバエスが生還し、吉田に打点が記録された。 6回1死の第3打席は相手2番手左腕・ロリソンにニゴロに打ち取られた。 5―2で迎えた8回無死の第4打席はフルカウントから相手4番手・ハルバーセンの6球目、スプリットに上手くバットを合わせると、打球は右翼ポール際へ。 フェンス手前で跳ねてからスタンドに入り、エンタイトル二塁打でチャンスメーク。復帰戦での3安打目に本拠ファンは立ち上がって大喜びし、熱狂。次打者・ゴンザレスの5号2ランで生還した。現地実況も「復帰初戦、マッチョマンが3安打」と沸いた。 復帰戦は長打、打点を含む3安打。15安打10点を奪って大勝したチームに貢献。これでレッドソックスは連勝が6まで伸びた。 吉田は昨年10月に右肩手術を受け、開幕を負傷者リスト(IL)で迎えた。5月上旬には炎症を抑える目的のコルチゾン注射を打ち、以降は復帰に向けてリハビリを継続。今月2、3日(同3、4日)に傘下3Aウースター、4日(同5日)からは傘下2Aポートランドでのリハビリ戦に出場。 左翼の守備につき、試合前にはフィールドで一塁守備の練習も行うなど、順調な回復ぶりをアピールしていた。 試合前にはメディア取材に応じ、手術した右肩について「問題ない」とし、復帰に「うれしく思います。プレーできることが一番」と笑みを見せた。 そして「試合勘に関してはマイナーリーグで何試合か出たので、あとはメジャーリーグで結果が出るかどうかです」と意気込んだ。 昨季は108試合に出場し、打率・280、10本塁打、56打点。チームは現在ア・リーグ東地区で48勝45敗の4位。後半戦の巻き返しのキーマンとなれるか、吉田の打棒に注目が集まる。…