1 名前:七波羅探題 ★:2026/06/20(土) 07:26:57.10 ID:OacpbRbK9.net 国税庁HPから削除された「酒は百薬の長」、飲酒は適量でもダメなのか?飲酒を好む人たちには辛い時代に突入へ ウェッジ6月20日 酒は百薬の長――古くから飲酒の免罪符のように使われてきたこの言葉が今春、国税庁のホームページから消えた。国立がん研究センターも飲酒リスクへの警告を一段と強めている。 それでもまだ、「適量なら問題ない」と思っている人は少なくない。その根拠とされるのが、非飲酒者や大量飲酒者に比べ少量飲酒者の方が心血管疾患リスクは低いとされた観察研究の報告だ。実際のところ、飲酒にメリットはあるのかないのか。 ■がん予防 「節酒」から「控える」へ 「『酒は百薬の長』という言葉もあるように、昔から適度な飲酒は心身によい影響を与えることが広く知られています。飲酒は、精神のストレスを和らげ、血行を促進し食欲を増進するなど健康を守るうえで、一定の効果を生むものと考えられます」 国税庁HPの「お酒に関する情報」に記載されていた内容だ。アルコールのメリットを説くこの記載が3月、削除された。理由について同庁は「情報が古く、現状とは違う内容も含まれていたので見直した」とし、特段大きな意味はないと説明する。 ただ、削除の動きに先立ち、内閣府食品安全委員会の食品安全モニターからこの記載に訂正要求が突きつけられていた。「現在の科学的知見ではアルコールに適量が存在するわけではない」として内容の見直しを求めるもので、削除のきっかけの一つとなったのは間違いない。 国立がん研究センターも、がんの予防法をまとめた冊子「科学的根拠に基づくがん予防法5+1」で、これまで推奨していた「節酒」の表記を、最新版で「飲酒を控える」と見直した。飲酒は量が多いほど、大腸がんや乳がんなどのリスクが上がり、がん予防の観点からは「安全な飲酒量は存在しない」と評価したことによる。 ■喫煙に次ぐリスク 日本でアルコールが原因とされる死亡は年間およそ3万5000人(全死亡の約3.1%)と推計されている。これは、2008年に厚生労働省研究班が、肝硬変の40%、浴槽での溺死の34%などがアルコールに起因するとする米国研究を参考に、日本の人口動態統計や患者調査のデータで推計したものだ。 データが古く、近年の男性飲酒量の減少を反映していないなど問題はあるが、年に3万5000人の死亡者は多いといえるのか。リスクの大きさを知るには、他のリスクとの比較が有効だ。この推計値を他のリスクと比較してみよう。 年間死亡者数は、喫煙(能動)が約13万人、受動喫煙が約1.5万人、交通事故が約2700人、殺人が約1000人。つまり、アルコールは、喫煙には及ばないが、受動喫煙の2倍以上、交通事故の十数倍のリスクがあることになる。 (中略) ■根拠崩れた「適量は体に良い」 お酒が「少しなら体に良い」と信じられてきた根拠に、飲酒量と死亡リスクの関係を示す「Jカーブ効果」というグラフがある。お酒を「まったく飲まない人」に比べ、「少しだけ飲む人」の方が心臓病などのリスクが下がり、長生きするというデータだ。 お酒好きにとってこれ以上ない免罪符だったが、近年の大規模な検証によって、この定説は完全に覆された。「少し飲む人が健康に見えた」のは、実は統計上の「錯覚(バイアス)」に過ぎなかったのだ。 これまでの調査では、「まったく飲まない人」の中に「病気になったからお酒をやめた元・愛飲者」が多く混ざり込んでいた。そのため、飲まない人たちの死亡率が見かけ上高くなり、結果的に「少し飲んでいる人」の方が健康に見えていただけだったのである。さらに、適量で晩酌を楽しめるような人は、もともと経済的・時間的に余裕があり、食事や運動など、飲酒以外の生活習慣が健康的であるという背景も重なっていた。 こうした「不健康だから飲まない人」や「生活習慣の差」というノイズを最新の技術で取り除いたところ、悲しいかな、グラフのくぼみは消え去った。お酒は「飲めば飲むほど、量に応じてストレートに死亡や病気のリスクが上がる」という厳しい現実だけが残ったのである。 ※以下出典先で 引用元:…