1: 匿名 2026/06/01(月) 11:48:38 現在働いている人の9割は給与所得者(サラリーマン)なので、サラリーマンが加入している厚生年金を例に挙げて見てみましょう。ここで言う年金給付額は、年金保険料を払い終わった時点の年齢(当時は多くが60歳です)からの平均余命までの合計額で計算をしています。 現在70歳の人の多くは年金を受け取り始めたばかりだと思いますが、保険料の負担額は1400万円、それに対して受け取る金額の合計は4600万円ですから負担した保険料の3・4倍となります。これが80歳の人だと5・2倍になるのに対して、30歳の人の場合は2・3倍ですから、この倍率だけを見るとたしかに現在高齢の人の方が得をしているように見えます。「ほら見ろ、やっぱり高齢者の方が良い思いをしているじゃないか」と思うかもしれません。でも、実際には決してそういうわけではないのです。 (中略) 年金は“共助”の仕組みであり、公的年金制度がなかった時代は子供が親の面倒をみるという「私的扶養」の時代だったということをお話ししました。そして国民全員が加入する国民年金制度ができたのが1961年でした。先ほど「たくさんもらって良いなぁ」と思われる80歳の人は当時16歳でした。当然彼らの親は公的年金には入っていませんから、現在75歳以上の人たちは親を養いながら、かつ年金保険料も払うという言わば二重の負担をしていたわけです。 「高齢者ばかりいい思いをするのが年金ですよね?」世代間格差が大きすぎるとは言えない“これだけの理由” | いまさら聞けない資産運用のすべて | 文春オンライン 年金受給に世代間格差はあるのか? 若者は本当に損をしているのか? 『知らないと損する年金の真実【改訂版 2026年新制度対応】』(ワニブックスPLUS新書)より一部抜粋し、その真実に迫る。(全3回の…文春オンライン…