1: 名無しさん 2025/07/05(土) 10:59:02.87 ID:AjnxaP/O9 日本の南極観測を輸送面で支える観測船「しらせ」の後継艦をどうするか、文部科学省で本格的に検討を始めることになった。南極観測の将来構想に影響を及ぼすだけに大きな注目が集まっている。6月24日、南極地域観測統合推進本部の総会が文部科学省で開催され、「しらせ」の運航を担う海上自衛隊から、「しらせ」の老朽化を理由に後継艦をどうするか、検討するよう求める意見が出された。次回、10月に開催される輸送計画委員会で「しらせ」の後継艦についての検討が始まる見通しだ。海上自衛隊が運用する「しらせ」は、初代「しらせ」の後継艦として2009年に就役し、世界屈指の砕氷艦として日本から燃料や食料、建物の建設資材、雪上車、観測機器などを運び、1年を通して昭和基地で観測活動を行う南極地域観測隊を支えている。さらに約180人の自衛隊の隊員たちは南極で、燃料の補給作業、荷物の積み下ろし、積み上げ作業、観測作業の支援、雪かきなども手伝っている。南極観測に欠かすことができないしらせだが、通常就航から25年の節目を迎える2034年あたりには退役するのが一般的であり、1隻を構想から建造、就航するまでにおよそ10年かかるので、2025年度から検討を始めることになった。…