
当時、私の周りでは「BB弾集め」ってのが流行っていた。道端にエアガンの弾?があちらこちらに落ちてるからそれを拾うの。男子もやってたと思う。白とか黄色はよく落ちてるからつまらなくて、透明とかラメ入りとかそういうのは貴重で見つけたらラッキーみたいな。私は瓶に入れて保管してた。珍しい色同士は交換したりね。今、思うとそんだけエアガンをあちらこちらで撃ってる人がいたんだと思うけど当時は「綺麗な弾ラッキー!」って感じでひたすらBB弾を集めていた。私はエアガンの弾である事すら知らなかった。ちなみに、空き地も殆どないような住宅地ね。そんな所でよく発砲してたよね。ある冬休み、その日も友人何人かと学校でBB弾集めをしていた。学校にもよく転がってたんだ。そしたら近所の中学のジャージを着た二人組がいて大きな銃のような物を持っていた。私は怖くて、他の友人に「なんか銃持った人がいる!」と伝えた。友人達は「あれBB弾鉄砲だよ!(エアガン?)あれからBB弾出てくるんだよ。あの二人の周りにもっと落ちてるかも!」と言い二人に近づいて行ってしまった。私は怖かったが、でも友人達に着いて行った。二人の視界に私達が入った瞬間、その二人は私達を的にエアガンを撃ってきた。不思議なんだけど、その状況でも友人達は変わった色のBB弾だーと喜んで拾っていた。最初のうちは当たらなかったからだろうけど。どんくさい私はすぐに当たってしまい痛すぎて泣いた。そのうち友人達も次々に当たってしまい「痛い痛い」と皆号泣。それでも中学生達は発砲を止めなくて地獄絵図だった。ちなみに何故逃げれなかったかと言うと袋小路みたいな場所に追い込まれてしまったから。しばらくすると「お前らが俺らのBB弾拾ってるから撃った」とか言い訳しだした。私達に気付いた瞬間撃ってきたくせに。でもその時は「ごめんなさい」とか言いながら拾った弾を返したんだよね。弾を返して全員ダッシュで逃げた。親に言ったら先生に連絡してくれたけど、その後どうなったかよく覚えてない。撃たれた所はしばらく痛くて、跡がなかなか引かなかった所もあった。その時期、うちの親も近所の子がふざけて撃った弾に当たってしまい物凄い青アザになっていたのを覚えている。大人ですらこんな青アザにしてしまうオモチャが中学生で持ててしまってたなんて本当に怖い時代だったよね。親が言うにはそれからすぐ規制されたから、子供では持てなくなったらしい。確かにその後、大きな銃を持つ子は見なくなった。息子の銃のオモチャ見て色々調べてみたけど、エアガンだのモデルガンだの色々あるんだね。今、身近でBB弾落ちてるのなんか見ないし昔は悪い意味でおおらか過ぎたよね。…