
パリSGがCL2連覇達成!! 10大会ぶり突入の決勝PK戦でアーセナル撃破[5.30 欧州CL決勝 パリSG 1-1(PK4-3) アーセナル] パリSG(フランス)は30日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝でアーセナル(イングランド)と対戦し、1-1で突入したPK戦をを4-3で制して2連覇を果たした。欧州CLの連覇はレアル・マドリー(スペイン)が2015-16シーズンから17-18シーズンにかけて3連覇を達成して以来。なお、決勝が延長戦とPK戦までもつれ込むのは、マドリード・ダービーの2015-16シーズン以来10大会ぶりという激闘になった。 開始6分、アーセナルが最初のチャンスをモノにした。ハーフウェーライン付近でDFマルキーニョスが蹴ったクリアボールが寄せたFWレアンドロ・トロサールに当たってゴール方向へ跳ね返ると、こぼれ球に反応したFWカイ・ハバーツが独走。ペナルティエリア左に入り込んでゴールラインの縦幅よりもゴールライン側まで持ち運ぶと、左足を振り抜いてGKマトベー・サフォノフの頭上に豪快なシュートを突き刺した。 ハバーツはチェルシー時代の2020-21シーズンに続く地震2度目の決勝での得点。パリSGは前回大会決勝の先発と同じフィールドプレーヤーで試合に入ったが、前半12分に先制した昨季とは異なって追いかける展開になった。 その後はパリSGが敵陣でボールを持つ時間帯が続くも、アーセナル守備陣が決定的なシュートを放たれる前に対応していった。前半16分のパリSGのCKではMFブカヨ・サカの手にボールが当たり、パリSG陣営はハンドをアピール。ただ、意図的にクリアしようと蹴ったボールが偶発的に自らの腕に当たったことが理由とみられてPKにはならなかった。 アーセナルは前半26分、MFマイルズ・ルイス・スケリーが最終ラインの中央に入って横パスを受けると、そのまま中央を力強く前進。右のMFマルティン・ウーデゴーアに渡してウーデゴーアは大外のサカに繋ぐと、サカがゴール前にグラウンダークロスを送った。これにトロサールが走り込むも、手前でGKマトベー・サフォノフに触られてシュートには至らなかった。 追いかけるパリSGは前半43分、DFヌーノ・メンデスがペナルティエリア左深くまで潜り込んで折り返すと、相手のクリアをゴールエリア手前からMFファビアン・ルイスが頭で押し込みにいったが枠の上。同45+3分にはアーセナルのパス交換からハバーツがペナルティエリア右でフリーになったが、シュートはマルキーニョスのスライディングブロックに遭って1-0のまま前半を終えた。 後半開始1分、アーセナルDFクリスティアン・モスケラがスローインを投げるのが遅かったとして早くもイエローカードが提示された。ダニエル・ジーベルト主審は規律に関して厳格で、12分にはパリSGがファウルスローを取られた。 パリSGは後半10分、DFアクラフ・ハキミがゴール正面やや距離のあるところからのFKを直接狙うもGKダビド・ラヤにセーブされた。モロッコ代表のハキミはハムストリングの負傷で欠場が続いていたが、今季最終戦で4月下旬の欧州CL準決勝第1戦以来となる復帰を果たした。 それでもパリSGは後半17分、MFフビチャ・クバラツヘリアがFWウスマン・デンベレとのワンツーでペナルティエリア内に入ると、後方からモスケラのスライディングタックルを受けてPKを獲得。デンベレがGKの逆を突くゴール左に蹴り込んで1-1とした。 なおもパリSGは後半32分、ロングカウンターからクバラツヘリアがペナルティエリア左に侵入し、先制被弾に似たような形からシュート。これは相手をかすめて左ポストを叩いた。同40分にはMFブラッドリー・バルコラがスピードに乗ったドリブルでGKと1対1になるも、飛び出してきたGKラヤの対応でシュートを打てなかった。 後半44分、パリSGがFWデジレ・ドゥエのカットインからMFビティーニャのミドルシュートでゴールに迫るも枠の上。同45+7分にバルコラがカウンターから放ったシュートも枠を捉えられず1-1で後半終了となり、延長戦に突入した。 アーセナルは延長前半12分、MFノニ・マドゥエケがペナルティエリア右に仕掛けたところでメンデスと接触して転倒。アーセナル側はPKをアピールしたもののノーファウルとなり、MFデクラン・ライスとミケル・アルテタ監督に異議でイエローカードが提示された。 延長後半もスコアが変わらず時計の針が進み、ラストプレーのアーセナルのCKはパリSGが跳ね返してタイムアップ。PK戦で決着をつけることになった。 コイントスの結果、パリSGサポーター側のゴールでPK戦を行うことが決定。先攻はパリSGとなった。両チームとも1人目が成功したが、後攻のアーセナルは2人目のFWエベレチ・エゼが枠の左に外して失敗。だが、続くパリSGの3人目・メンデスはGKラヤに止められるとアーセナルのライスが成功して振り出しに戻った。 4人目はともに成功し、3-3で運命の5人目へ。パリSGはMFルーカス・ベラルドが成功した。するとアーセナルは5人目のDFガブリエル・マガリャンイスが枠の上に外して決着がつき、パリSGが激闘を制して2シーズン連続の欧州王者に輝いた。なお、決勝で先制したチームが優勝を逃すのは12大会ぶりとなる。【WOWOW】UEFAチャンピオンズリーグ・ヨーロッパリーグ ★43…