1: 2026/05/29(金) 07:32:12.01 ID:Y8yrgt8T0 エキスパートの補足・見解 ドラクエ本編の開発が難航しがちな理由のひとつは、その面白さが「堀井雄二という唯一無二の才能」に強く依存していることでしょう。『V』で結婚相手を真剣に選ばせるイベントなど、「自分だけの物語が生まれる」感覚は、単なるシナリオ技法だけでは説明できません。 独特のセリフ回しや、コメディと感動の絶妙なバランス感覚、マップそのものまで語り口の一部とする「堀井色」は、堀井氏の作家性そのものです。それを切り離せば、「ドラクエらしさ」が失われるリスクがあります。 一方、堀井氏が得意とする(というよりご本人が確立した)ゲーム構造は、ファミコン時代の古典的なRPG文法がベースです。それを現代の大作ゲームとして成立させるには、独特の難しさがあるのでしょう。 現在のドラクエIP最大の収益源は『ドラクエウォーク』とみられます。その安定収益があるからこそ、本編も時間をかけて開発できるのかもしれません。とはいえ、『12』の開発が長引けば、「子どもの頃に本編新作を1本も体験できなかった世代」が生まれる恐れもあります。 また、堀井氏自身も70代に入っており、「個人の強い作家性」を前提としたドラクエ作りそのものが、転換期を迎えているのかもしれません。…